ミニバスや部活だけでは物足りない。もっと上手くなるためにちゃんとしたところで練習したい、と考えている方は少なくないでしょう。
しかし、安易に選んでしまうと、
「もっと真剣に探せばよかった」
と、お子さんもあなたも後悔してしまいます。
もっと上手くなりたいという気持ちは非常に大切です。だからこそ、スクール選びで失敗して欲しくはありません。
そこで、この記事ではスクールを選ぶ上で必ず確認すべき3つのポイントを解説していきます。
真っ先に思いつくであろう費用、家からの距離などと同じくらい重要な項目ですので、是非最後までお読みください。
生徒の人数、指導者の人数
別の記事でも書かせていただきましたが、スクールは「個々の能力を向上させる」
ことを目的としています。
そんな中、もし生徒30人、指導者1人というスクールがあった場合、あなたはどう思いますか?
1人だけで30人も見られるのか、本当に自分の子をちゃんと見てくれるのか、と不安になりますよね。
したがって、スクールを選ぶ際は人数制限を設けているのか、指導者の人数に対して生徒が多すぎないか、必ず確認しましょう。
スクールの理念
ミニバスチームやクラブチームにも方針やモットーがあるように、各スクールごとに理念があります。
微妙な解釈の違いはありますが、スクールの理念は大きく分けて2つです。
・プロの選手を育てる
・バスケットを通して人間的成長を促す
バスケットボールジャパンアカデミーやBリーグのチーム、3×3のプロチームなどが運営しているバスケスクールは、前者のプロの選手、上手い選手を育てることを目的としている場合が多いです。
一方、プロチームではない一般のスクールであれば、後者の人間的成長に重きを置いている場合がほとんどです。
どちらにも良し悪しはありませんが、大事なのは
あなたがお子さんにどう育ってほしいのか
と照らし合わせることです。
立派な大人になって欲しくてバスケットをやらせているのに、人間的成長に重きを置いていないスクールには入れたくありませんよね。
お子さんの成長は、身をおく環境によって大きく左右されます。
選択の際は是非スクールの理念も確認してください。
練習の雰囲気
プロを目指して欲しいにせよ、人として成長して欲しいにせよ、親御様が最も望むのは
「バスケを楽しんで欲しい」
ということですよね。
そこで確認していただきたいのが、練習の雰囲気です。
雰囲気が良くないところで練習していても、お子さんは楽しくありません。
また、楽しいという気持ちはバスケ上達にも影響し、楽しくないと思うと集中力も落ちてしまい、結果的に練習から得られるものが減ってしまいます。
楽しいという気持ち、どんどんチャレンジできる雰囲気であれば、「もっと練習したい」という気持ちが自然と湧き、練習から得られるものは多くなります。
なお、雰囲気が良いスクールは、集まっている選手も良い子たちばかりです。
選手同士の活発なコミュニケーションという観点でみても、練習中の雰囲気は必ず確認するべきなのです。