まずはドリブルから!
初心者が短期間でぐんぐん
上達するコツとは

今回は、チーム内の経験者を追い越して誰よりもドリブルが上手くなるコツを伝授したいと思います。

初心者のときに、最も苦労するのはドリブルでしょう。

ディフェンスにとられないよう守りながら、かつ相手を抜かなければなりません。

試合でドリブルをついて得点につなげられるようになるには、相当な練習が必要です。

しかし、ドリブルもコツを掴めば必ず上達していきます。

この記事ではドリブル上達のために踏むべき3つのステップに分け、それぞれのコツを紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

 

ハンドリング

ドリブル上達のためにまずすべきことは、ハンドリングの練習です。

「すでにやっている」と思うでしょうが、このハンドリングにもコツがあるのです。

そのコツとは、片手かつ手の平全体でボールを支えることです。

よく見られるのが、ボールを指先だけでコントロールしたり、手の平とボールの間に空間ができた状態のままハンドリング練習をやっている選手です。

もちろん、指先の感覚を鋭敏にするという目的でハンドリングを行う場合もありますが、ドリブル上達のためのハンドリングでは、むしろ手の平が重要なのです。

上手い選手のドリブルは、手にボールが吸い付いている時間が長いです。

手の平にひっついているからこそコントロールしやすく、ドリブルミスもほぼ起こらないのです。

したがって、普段行っている腰回しや八の字、その場でつくドリブル練習では、ボールを手の平全体で扱うことを心がけましょう。

脚の捌き方

ボールの扱いに慣れてきたら、脚の動きと連動させます。

ドライブでディフェンスを抜くとき、脚が動かなければ抜けませんよね。

特に多いのが、フロントチェンジをする際に脚が動かない選手です。

切り返した方向に進みたいのに、脚が動いていないからボールの位置だけ変わっている状態になってしまっているのです。

脚を連動させるコツとしては、まずは「脚を先に出してからドリブルをつく」

ことです。

抜くときは先に足を前に出してからドリブル、フロントチェンジは先に進行方向の脚を横に出してから行います。

この動きに慣れてきたら、脚とドリブルの動きを同時に行う練習に入りましょう。

以下の動画で練習方法を紹介しておりますので、是非参考になさってください。

緩急

脚とドリブルが連動してきたら、いよいよディフェンスをスピードで抜き去ります。

このときに勘違いしがちなのが、

「トップスピードが早ければ抜ける」という考えです。

実際は、50m走5秒台でも抜けない選手は沢山いるのです。

重要なのは緩急、緩いスピードとトップスピードの差を大きくすることなのです。

緩急をつけるコツは、緩いスピードをできるだけ0に近づけることです。

トップスピードが100の選手が、スピード60から100に上げるよりも、

トップスピード60の選手スピード10から60に上げるほうが、ディフェンスにとっては速いと感じるのです。

なお、緩急をつける方法としてスキップを加えることを推奨します。

以下の動画で解説しておりますので、是非参考になさってください。

まとめ

今回は、初心者の選手が一気にドリブルが上手くなるコツについて書かせていただきました。簡潔にまとめると

・手の平全体でボールを支える

・脚を先に出してからドリブルをつき、慣れてきたら同時に出す

・緩いスピードをできるだけ0にする

 

の3点です。

是非この記事を参考にしていただき、次回の練習から役立ててください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!