確実にリングに届かせる!
スリーポイントを
武器にするために必要なコツとは

今回は、スリーポイントシュートが届くようになり、かつ精度が上がるコツを紹介していきます。

中学生以降では、6.75m以上離れた位置からシュートを撃って決まると、3点が与えられるルールに変更されます。

試合終盤で一気に点差を詰めたいとき、残り数秒で2点差または3点差で負けている場面で、同点または逆転するにはスリーポイントシュートは欠かせません。

 

純粋に遠くからシュートを決められる選手はカッコいいですし、大事な場面で決めることができればその試合のMVPです!

 

是非この記事を最後までご覧いただき、紹介する3つのコツを意識しながら練習してみてください。

 

フォームを固める

まずは、シュートフォームを固めていきます。

特に意識して欲しいことが、シュートを撃った後の腕の位置、角度です。

シュートを撃ったあと、手をそのまま残すことをフォロースルーと言います。

このフォロースルーをいい加減にやってしまうとフォームは固まりませんし、シュートも入りません。

シュートのあとは腕が45度くらいの角度で伸びていること、5本の指がすべて下を向いていることを確認しながら撃っていきましょう。

実際にシュートを撃つ際は、ゴール下から始まり少しずつ距離を長くしていきます。

ツーポイントエリアからのシュートが入らない、フォームが乱れてしまうようでは、それより遠くから決めることはできませんよね。

ツーポイントエリアからならフォームを崩さず撃てる、ようになったら、次は飛距離を伸ばすコツの紹介に入ります。

ボールをキャッチした瞬間の姿勢

飛距離を伸ばすには、まずボールをキャッチした直後の姿勢から直していきます。

よく見られるのが、膝を曲げて、ボールをおでこのあたりにセットして構える選手です。

フリースローくらいならこれでも届きますが、スリーポイントをこの姿勢で届かせるのは困難です。

スリーポイントを届かせるには、まずキャッチしたら股関節から畳んでいきます。

お尻を斜め後ろに引くようなイメージです。

このとき、背中が丸まらないよう注意しましょう。

また、キャッチしたボールは一度おへそのあたりまで下げます。

この技術をディップと言います。

一旦ボールを下げることで、ボールを上に持ち上げるときの勢いも上乗せしてシュートを飛ばせるため、飛距離が伸びるのです。

なお、ディップには身体が流れるのを防ぎ、シュートを安定させる効果もあります。

真上ではなくやや前に跳ぶ

多くの選手が、シュートを撃つとき真上に跳んで同じ場所に着地していますが、これでは飛距離は伸びません。

スリーポイントは、上へ飛ばす力以外にも前へ飛ばす力が必要なのです。

そこで、真上にジャンプするのではなく、やや前に跳びましょう。

立ち幅跳びのようなイメージでシュートを撃っていきます。

こおの技術をスウィープ&スウェイと言います。

このとき、頭の位置は変えず、脚だけが前に出ることがポイントです。

頭も前に突っ込んで前のめりになってしまうと、シュートの軌道が弾丸のように低くなってしまうため精度が落ちます。

この動きは家の外でも練習できるので、是非試してみてください。

まとめ

今回は、スリーポイントシュートを届かせる、精度を高めるコツについて書かせていただきました。

簡潔にまとめると、

・ツーポイントエリアからフォームを崩さず撃てるように

・ディップを挟む

・スウィープ&スウェイでやや前に跳ぶ

 

この3点です。

是非この記事を参考にしていただき、次回の練習からコツを意識して練習してください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!