ミニバスと一般のバスケットにはいくつか違いがあります。
リングの高さやボールのサイズ、コートの広さなど、小学生の身体に合わせて調整する必要があるためです。
この記事ではその違いの1つ、フリースローラインについて書いていきます。
今ミニバスで頑張っている選手にはもちろん、中学生に上がったばかりの方にとっても必見の内容ですので、是非最後までお読みください。

出典:https://yell-basketball.com/etc/freethrow/
ミニバスはゴールから3.6m
ミニバスのフリースローラインは、リングから約3.6m離れた位置に引かれています。
小学4年生くらいの選手にちょうどよい距離でしょうか。
低学年の子にとってはやや遠く、高学年の子にとってはむしろ近いくらいでしょう。
高学年の子は、距離を調節するために3.6mより遠くから撃っても問題はありません。
しかし、低学年の子は届かせようとするあまりラインを踏み越えてしまうことも少なくありません。
得点のチャンスとして与えられるフリースローは、低学年の子でも得点できるよう、さらなる配慮が求められるでしょう。

出典:https://basket-sugoi.com/basket-court-size
一般のフリースローはゴールから4.2m
中学生以上は、ゴールから4.2m離れた位置にラインが引かれます。
60cm伸びただけでなく、リングの高さも2m60cmから3m5cmと、45cm上がるため実際の距離はもっと長くなります。
中学生になったばかりの1年生にとっては、大きな壁の1つとなるケースが多いです。
最初のうちはラインから1歩離れた位置に脚を置き、やや前に跳びながらフリースローを撃つと届くようになります。
なお、中学生以降はスリーポイントのルールが追加されるため、試合中にフリースローが3本与えられることがあります。
したがって、ますますフリースローの精度の高さが求められます。

出典:https://www.ienakama.com/floor/tips/page/?tid=751
フリースローは得点の大チャンス
フリースローは、唯一ディフェンスに阻まれず、かつ自分のタイミングで撃てるシュートです。
距離は近くはありませんが、レイアップやゴール下シュートのようにスピードに乗っているのでもなければ、ディフェンスを避ける必要もありません。
つまり、試合の中で最も確実に得点できる大チャンスなのです。
ミニバスでも中学以上でも、このフリースローの精度が高いか低いかで、チームの勝敗に直結します。
強いチームほどフリースローを確実に決めてくるのです。
したがって、フリースローの距離を正確に把握した上で、毎日の練習でフリースローに割く時間んを確保するようにしましょう。

出典:
https://www.tama9.net/entry/2017/07/11/051049