チームで毎回2対1の練習をしている。
ディフェンスのほうが不利だからずっとオフェンスをやっていたい…
という方は多いのではないでしょうか。
2対1に限らずですが、練習は目的とポイントが抑えられていなければ、それだけで質は半減します。
この記事では、2対1を練習する目的と、練習する上でのポイントを書いていきます。
記事の内容を踏まえて練習するようになれば、試合でも2対1の場面をつくり点をとることができるようになります。
是非最後まで読んでいただき、次回からの練習に役立ててください。
出典:https://hibishinbun.com/photo/?v=4725
数的有利な状況で得点する
アウトナンバーとは、オフェンスの数がディフェンスの数より多い場面のことです。
2対1、3対2などが挙げられます。
オフェンスの数が多ければノーマークの選手が生まれるため、より確率の高いシュートを撃つことができます。
したがって、2対1とは数的有利な場面で確実にシュートを決めるための練習なのです。
言い換えると、ディフェンス側は不利な状況のため、完全に止めることは困難です。
ではどうすればよいのか、それを次の見出しで解説します。
出典:http://www.japanbasketball.jp/2%E5%AF%BE1
限られた時間の中で行う
試合中、2対1の場面はそう長く続きません。
なぜなら、ディフェンスはシュートを撃たせまいと走って戻ってくるからです。
したがって、ディフェンスは
「1秒でも長く稼ぐ」
ことができれば良いのです。
時間は目安として3~4秒くらいでしょう。
1人で4秒以上オフェンスにシュートを撃たせなければ、試合中は味方が戻ってきてくれます。
逆にオフェンスは、ディフェンスが戻ってくる前にシュートを撃たなければなりません。
ミニバスのチームでよく見られるのが、オフェンスのスピードがなく6~7秒くらいかけてシュートまで行くことです。
試合中にこれをやってしまうと、2対1という有利な状況を台無しにしてしまいます。
したがって、オフェンスはできる限り早くシュートを撃つことを意識しましょう。