身体の発達に合わせた練習!
中学生のうちに必ず
伸ばすべき能力とは

今回は、中学生の練習に必ず取り入れて欲しい要素について書いていきます。

ヒトは、年齢・世代ごとに発達しやすい能力が異なります。

例えば、高校生では筋肉の発達が起こりやすく、筋トレを始めるのも高校生あたりが最適と言われています。

では、中学生ではどのような能力が高まりやすいのでしょうか。

その説明とともに、具体的な練習メニューも紹介していきますので、是非最後まで読んでいただき、日々の練習に取り入れてください。

引用:https://soccermama.jp/28059

 

持久力が最も伸びる時期

小学生高学年から中学3年生にかけて、心肺機能が発達し始める時期です。

したがって、長時間走り続けるスタミナ、持久力が伸びやすいのです。

現在中学生の方、または中学生のときにバスケットをやっていた方は、

「走るメニューが多い」

「中学生のときやたら走らされた」

と感じているでしょう。

あれも発育の時期を考慮した練習だったのです。

ツーメンやスリーメンなどの定番練習のほかに、以下の動画のような練習メニューもあります。是非ご参照ください。

コーディネーション能力向上はまだ間に合う

脳神経の発達は、12歳にはほぼ100%成熟すると言われています。

言い換えれば、12~15歳の中学生はまだ成熟したばかり。

劣化がまだ始まらないこの時期であれば、コーディネーション能力の向上は十分に期待できます。

バスケットでは、ドリブルと脚を別々に動かしたり、ボールが落ちてくる場所、空間を把握したり、瞬時の反応・判断する力が必要不可欠です。

言い換えれば、

「コーディネーション能力なくしてバスケ上達はない」

のです。

2人以上で取り組むことでより効果的な練習に

1人で練習しようとすると、外周やシャトルランなどありきたりな練習になってしまいますし、上記のレイアップの練習も、できるようになってしまえば後は退屈ですよね。

したがって、練習の際はできるだけ2人以上で行うようにしましょう。

持久力を高める練習をするとき、競争する相手がいれば自然とモチベーションも上がり、練習の質も向上します。

また、コーディネーショントレーニングを行う際も、2人以上で行ったほうがより処理すべき情報量と難易度が高まり、脳神経に刺激が入ります。

以下に2人で行う練習メニューを解説した動画を2つ載せておきますので、是非ご参照ください。

まとめ

今回は、中学生の練習に必ず取り入れるべき要素を2つ書かせていただきました。

前述したように、中学生は心肺機能の発達が伸び始める時期であると同時に、脳神経が成熟したばかりでコーディネーション能力の向上を図るべき時期でもあります。

是非この2つの要素を取り入れていただき、中学生に適した練習を行いましょう。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!