電柱に当てる
「リング使わないの?」と思った方は多いでしょう。
しかしこの練習、普通のシューティングよりはるかに難しいです。
渡邊選手は少年期から、公園にある電柱に、バスケのシュートと同じフォーム、同じ軌道でボールを当てる、という練習をしていました。
しかもただ当てるだけではなく、
「当たったボールが真っすぐ自分の正面に返ってきた」
ときのみシュートが入ったとみなすそうです。
ボールという球体のものを電柱という表面が円型の物体に当てる。
この条件で真っすぐ跳ね返るようにシュートを撃つことは至難の業です。
渡邊選手はこの練習を毎日のように行い、精度の高いシュート力を手に入れたのです。
出典:https://twitter.com/b_dash_mini/status/475244824333783040
横のズレを修正する
では、この練習にはどんな意味があるのでしょうか。
それは、「シュートの横のズレを修正する」ことです。
バスケットのシュートが外れる原因は、手前か奥という縦のズレ、右か左かという横のズレです。
電柱にシュートする練習は、後者の横のズレを修正する目的で行います。
この練習では、少しでも軌道が横にずれれば、大きく横に跳ね返ってしまいます。
1回1回ど真ん中に当てることに集中することで、横のズレを少しずつ直していきましょう。
また、ボールの回転にも意識を向けてみましょう。
ボールの回転が少ない場合や、斜めの回転がかかっていると、電柱の真ん中に当てたとしても自分の正面には返ってきません。
ボールに縦回転、バックスピンがかかるように撃ちましょう。
出典:https://gattolibero.hatenablog.com/entry/Watanabe-Yuta-2018-10-07
電柱がないときはどうする?
場所によっては、電柱がない場合もありますよね。
そこで、電柱がなくても横のズレを修正する練習方法を紹介します。
それは、床の直線上にボールが落ちるようにシュートを撃つ方法です!
体育館であればエンドラインやセンターラインを使用し、公園であれば自分で3mほどの長さの直線を引きます。
右手でシュートを撃つ場合は右足を、左手の場合は左足を直線上に置き、撃ったボールが直線上に落ちるように調整していきます。
このとき、シュートを撃った後の腕が直線に沿って真っすぐ伸びているか確認しましょう。
ボールは指先が向いた方向に飛んでいきます。腕を真っすぐ伸ばすことで、指先がライン上に向くよう意識しましょう。
出典:https://spopedia.com/how-to-three-point-shot/