渡邊雄太のシュート練習!
リングがなくても
精度を高める方法とは?

渡邊雄太選手といえば、日本人2人目のNBA選手となり、一躍有名になった選手ですよね。

2019年のFIBAワールドカップでは、日本代表の中心選手として活躍しました。

渡邊選手の長所は、何と言っても高いフリースロー成功率です。

あのネットに吸い込まれるような精密なシュートは、どこから生まれたのでしょうか。

この記事では、渡邊選手が日本でプレーしていた頃、毎日のように行っていたシュート練習を紹介します。

是非最後まで読んでいただき、渡邊選手のような正確なシュートを手に入れましょう。

電柱に当てる

「リング使わないの?」と思った方は多いでしょう。

しかしこの練習、普通のシューティングよりはるかに難しいです。

渡邊選手は少年期から、公園にある電柱に、バスケのシュートと同じフォーム、同じ軌道でボールを当てる、という練習をしていました。

しかもただ当てるだけではなく、

「当たったボールが真っすぐ自分の正面に返ってきた」

ときのみシュートが入ったとみなすそうです。

ボールという球体のものを電柱という表面が円型の物体に当てる。

この条件で真っすぐ跳ね返るようにシュートを撃つことは至難の業です。

渡邊選手はこの練習を毎日のように行い、精度の高いシュート力を手に入れたのです。

出典:https://twitter.com/b_dash_mini/status/475244824333783040

 

横のズレを修正する

では、この練習にはどんな意味があるのでしょうか。

それは、「シュートの横のズレを修正する」ことです。

バスケットのシュートが外れる原因は、手前か奥という縦のズレ、右か左かという横のズレです。

電柱にシュートする練習は、後者の横のズレを修正する目的で行います。

この練習では、少しでも軌道が横にずれれば、大きく横に跳ね返ってしまいます。

1回1回ど真ん中に当てることに集中することで、横のズレを少しずつ直していきましょう。

また、ボールの回転にも意識を向けてみましょう。

ボールの回転が少ない場合や、斜めの回転がかかっていると、電柱の真ん中に当てたとしても自分の正面には返ってきません。

ボールに縦回転、バックスピンがかかるように撃ちましょう。

出典:https://gattolibero.hatenablog.com/entry/Watanabe-Yuta-2018-10-07

 

電柱がないときはどうする?

場所によっては、電柱がない場合もありますよね。

そこで、電柱がなくても横のズレを修正する練習方法を紹介します。

それは、床の直線上にボールが落ちるようにシュートを撃つ方法です!

体育館であればエンドラインやセンターラインを使用し、公園であれば自分で3mほどの長さの直線を引きます。

右手でシュートを撃つ場合は右足を、左手の場合は左足を直線上に置き、撃ったボールが直線上に落ちるように調整していきます。

このとき、シュートを撃った後の腕が直線に沿って真っすぐ伸びているか確認しましょう。

ボールは指先が向いた方向に飛んでいきます。腕を真っすぐ伸ばすことで、指先がライン上に向くよう意識しましょう。

出典:https://spopedia.com/how-to-three-point-shot/

まとめ

今回は、渡邊雄太選手が実践していたシュート練習方法と、電柱がない場合の練習法について書かせていただきました。

前述したように、シュートの横のズレが小さいほど成功率は高くなります。

是非この練習を試していただき、渡邊選手のような精度の高いシュート力を手に入れてください。

 

参考文献:渡邊雄太『好きを力にする』KADOKAWA

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

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紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!