チームスポーツこそ
個人技を高めるべし!
必ずやるべき個人練習法

バスケットは5対5、チームスポーツであり、連携が重要視される傾向にあります。

しかし、連携は各々の能力が一定以上のレベルに達していて初めてとれるものです。

いくら攻めのパターンやヘルプローテーションの練習を重ねたところで、選手1人1人の能力が低ければ、連携のクオリティも低いままです。

そこで、この記事では個人練習のメニューを紹介していきます。

選手同士、または親御様と一緒に取り組み、個人スキルをどんどん高めていきましょう。

出典:https://magazine.spotas.jp/magazine/basketball/practice/1051/

 

パートナーがいるとより練習の質が上がる

個人練習というと、

「1人で行う練習」

というイメージを浮かべた方も多いかと思いますが、ここでの個人練習とは

「選手1人の能力を高めるための練習」

です。

個人スキルを高めるには、1人で行うだけでは足りません。

ディフェンスについてくれる選手や、パスを出してくれるパートナーがいて初めて質の高い個人練習が可能です。

練習に付き合ってくれるパートナーがいることで、より実戦のイメージが湧きやすく、かつ

「今の完成度で通用するのか」

と、自分のレベルを確認することもできます。

したがって、パートナーがいると練習の質が上がり、個人能力も大幅に上がっていくのです。

練習方法

今回は、主にパートナーと2人で行う練習方法を紹介していきます。

なお、1人で行う練習方法が知りたい方は、以下のリンクから

「バスケの自主練習」

についての記事をご参照ください。

 

シグナルレイアップ

パートナーがゴール下付近に立ち、4種の合図を出します。

選手はパートナーが出した合図に合わせ、フィニッシュの種類を瞬時に選択する、という練習方法です。

フィニッシュの種類はそれぞれ

・アンダーハンドレイアップ

・オーバーハンドレイアップ

・右手バックシュート

・左手バックシュート

の4種です。あらかじめ2人で

「どの合図を出したときにどのフィニッシュを選択するのか」

を決めておきましょう。

選手はドリブル2回でフィニッシュまで行きます。

パートナーが合図を出すタイミングは

「選手が2回目のドリブルを終えたとき」

です。

詳しくは以下の動画で解説しておりますので、是非ご参照ください。

バウンドチェンジドリル

選手はどちらかの手でドリブルをつき、パートナーは選手がドリブルをついている側の手にボールをワンバウンドで投げます。

選手は投げられたボールが床にバウンドするのと同じタイミングでフロントチェンジを行い、チェンジしたボールをパートナーに返し、投げられたボールを片手でキャッチし、ドリブルを再開します。

慣れてきたら、ダブルチェンジで行いましょう。

パートナーは選手のドリブルをついていない側の手にボールをワンバウンドで投げます。

投げられたボールがが床についたと同時に1回ドリブルチェンジをしたら、投げられたボールが手に収まるまでにもう1回ドリブルチェンジを行います。

素早く正確なチェンジが求められます。

ハードリバウンド

ジャンプ力とゴール下シュートの精度を高める練習方法です。

パートナーは床に思いっきりボールを投げつけ、選手は大きく跳ね上がったボールを、自分が取れる最高到達点でキャッチします。

着地した瞬間にドリブルでゴール下まで侵入し、シュートを撃ちます。

リバウンドは選手がとり、パートナーにボールを渡し、パートナーはまたボールを床にバウンドさせます。

最初は5回を3セットくらいのペース・回数で行い、慣れてきたら10回5セットなど、徐々に負荷を大きくしていきましょう。

まとめ

今回は、個人練習におすすめのメニューを3つ紹介させていただきました。

前述したように、バスケはチームスポーツであるからこそ、選手個々の能力向上は欠かせません。

是非パートナーと一緒に上記の練習メニューを試してみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!