ゴリゴリのセンターはもういない!?
現代バスケでセンターに
求められる役割と練習

バスケのセンターと言えば、ゴール下で身体を張るイメージが強いかと思います。

NBA選手で言うと、シャキール・オニールやデニス・ロッドマンなどが有名ですね。

しかし、現代のバスケでは彼らのようなゴール下に徹するようなセンターは減ってきていることをご存じですか?

この記事では、現代バスケのセンターの役割と、その役割から導き出せるセンターの練習方法を解説していきます。

チームの中では背が高く、センターを任されることが多いという方は、是非最後まで読んでいただき、練習方法も実践してみてください。

出典

http://hoops-japan.com/baske-ball-20180410c/

https://www.pinterest.jp/pin/377739487489749538/

 

ポストプレーは頻繁に行わない

センターといえば、ペイントエリア付近で、リングに背を向けてボールをもらって攻めるイメージが強いでしょう。

しかし近年、このポストプレーは効率の悪いプレーだと評価されているのです。

リングに背を向け、かつディフェンスと密着した状態でボールをもらうと、すぐにシュート体勢に入ることができませんよね。

身体をリングの方向にむき直す必要があるため、ワンテンポ遅れてしまいます。

また、ポストプレーの場合、ほとんどがディフェンスを背負ったままシュートを撃つことになります。

アウトサイドからドライブで攻めるのとは異なり、ディフェンスを完全に抜き去る場面はほとんどありません。

したがって、確率の低いシュートを撃たされることが多いポストプレーは、昔と比較して減少している傾向にあるのです。

 

センターでも3ポイントシュート

センターの選手でも、3ポイントシュートを決める力が求められるようになってきています。

BリーグやNBAの試合を見ても、身長2mを超える選手が3ポイントを決める場面は少なくありません。

身長の高い選手は「シュートの打点が高く、ブロックされにくい」という特徴があります。

この高い打点から3ポイントを決めることができれば、センターの選手の得点が大幅に増加しますよね。

したがって、センターの選手でもゴール下から離れ、外からシュートを狙うプレーが必要とされているのです。

センターがボール運び!?

「ボール運びはガードの仕事でしょ?」

と思った方も多いでしょう。

確かにボール運びは、ドリブルやパススキルの高いガードの選手に任されることが多いです。

しかし、センターの選手がボール運びに加わるメリットも大きいです。

背の高い選手が頭の上でボールをもてば、ボールを奪われるリスクは少なくなります。

センターの選手がバックコートでボールをもち、

「オーバーヘッドパス」

と呼ばれる頭の上から出されるパスを使うことで、安全にフロントコートまでボールを運べるのです。

また、頭の上からパスを出せると、速攻レイアップを促す

「リードパス」

を出しやすくなります。

ただボールを運べるだけでなく、確率の高いシュートまで持ち込める可能性も広がるのです。

まとめ

今回は、現代のセンターの選手にどんなプレーが求められるのか、について書かせていただきました。

ここまでの話しをまとめると、

「3ポイントを撃つ練習」

「ボール運びに参加し、オーバーヘッドパスを出す練習」

の2つが新たに必要になってきている、ということです。

現在センターを任されている選手はもちろん、チームの中で比較的背の高い選手は、是非この2つの練習にも取り組んでみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

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紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!