1対1で抜かれない
鉄壁のディフェンスを
手に入れる練習!

2019年のウィンターカップ、男子の部で優勝した

【福岡第一高校】

をご存じでしょうか?

彼らの堅いディフェンスからの素早い速攻を見て、ディフェンス力がチームの勝利に直結することを痛感した方も多いのではないでしょうか。

しかし、

「ドライブで簡単に抜かれてしまう」

「練習は真剣にやっているのに…」

という悩みをもつ選手も非常に多いです。

この記事では、1対1のディフェンスを練習するにあたって、常に意識して欲しい3つのポイントを紹介します。

是非参考にしていただき、次回の練習から実践してみてください。

引用:https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020030201001761.html

 

サイドステップができているか

 

まずは、ディフェンスの基本であるサイドステップがしっかりできているか確認します。

サイドステップとは、自分の身体の正面を相手に向けたまま横に移動するステップです。

サイドステップのポイントは、以下の2つです。

 

・自分の身体の正面を相手に向けているか

・グッドスタンスを保っているか

 

特に2つ目のポイントができていない選手が非常に多いです。

進行方向の脚を横に出し、反対の脚を戻したときの両足の幅を肩幅に保っている状態を

「グッドスタンス」

反対の脚を戻したときに両足の幅が狭すぎたり、広すぎる状態が

「バッドスタンス」

です。

バッドスタンスをとってしまうと、次のサイドステップにスムーズに移行できません。

したがって、サイドステップの際は常にグッドスタンスを保ちましょう。

方向づけができているか

 

「ミドル側、内側には抜かせない」という決まりがあるチームは多いでしょう。

この内側には行かせず、外側に行かせるための「方向づけ」ができているか、確認しましょう。

方向づけのポイントは、片足を後ろに引かないことです。

 

方向づけのとき、行かせたい方向の脚を後ろに引いてしまう選手が非常に多いです。

この状態でOFがドライブを仕掛けてきたとき、リングに対して直線に侵入されてしまいます。

 

方向づけの際は、両足はほぼ平行に保ちましょう。

オフェンスとの間合い

 

ボールマンに対して、どのくらいの間合いでDFをするのか、が重要になってきます。

基本はワンアーム、自分の腕1本分の距離でつくのが一般的ですが、相手選手の特徴によって、この間合いは変える必要があります。

 

例えば、長距離シュートが得意で、スピードはそれほどない選手の場合、ワンアームではなくハーフアーム、腕半分くらいの距離に近づいてDFします。

シュートを撃たせない、気持ちよく撃たせないことが目的です。

 

一方、ドライブのスピードが速く、長距離シュートはそれほど上手くない選手の場合は、ツーアーム、腕2本分の距離にあけてDFします。

この間合いではドライブを仕掛けてきても守りやすく、確率の低いシュートを撃たせることが可能です。

 

なお、選手によっては、「リトリート」と呼ばれる、後ろに引く動きを入れてくる場合があります。

後ろにひかれると、間合いを詰めすぎてしまい、抜かれてしまうことが多いです。

後ろに下がられても、間合いを意識して距離を詰めましょう。

まとめ

今回は、ディフェンスの練習で常に意識してほしい3つのポイントを解説させていただきました。

ディナイやヘルプなどディフェンスの戦術、連携の練習を行っているチームも多いかと思いますが、1対1のディフェンスができなければ連携は機能しません。

是非この記事を参考にしていただき、次回の練習からポイントを意識して取り組んでください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!