NBA選手だからこそ練習!
基礎的なハンドリングから
高レベルな練習も紹介

今回は、NBA選手のハンドリング練習に迫りたいと思います。

以前の記事でも書かせていただきましたが、一流と呼ばれる彼らもハンドリング練習は継続しています。

しかし、負荷の量に桁違いの差があり、その分難易度も高いです。

この記事では実際の彼らの練習内容はもちろん、意識しているポイントも解説していきますので、是非最後までお読みください。

引用:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/ans/sports/ans-108489?fm=topics

研ぎ澄まされた指先の感覚

NBA選手の特徴は、研ぎ澄まされた指先の感覚です。

パスやドリブル、シュートなど、ボールを扱う動きの多くは「指先でリリース」します。

パスやシュートはイメージが湧きやすいかと思います。

パスは味方にボールを投げる動作、シュートはゴールに向けてボールを飛ばす動作です。

手の平で押すように飛ばすのではなく、最後指先で放つことで回転のかかったボールを飛ばします。

ドリブルについても同様です。

ドリブルはボールをバウンドさせる、というイメージが強いですが、細かく見てみると「ボールを床に向けて投げつける」動作の連続です。

ドリブルでもパスやシュートと同様、指先でリリースしているのです。

NBA選手は、この指先の感覚が非常に鋭いため、高いパフォーマンスを実現できるのです。

彼らの研ぎ澄まされた感覚は、日々のハンドリング練習によって養われています。

意識するポイント

もはや別次元のレベルとも思えるNBA選手のハンドリングですが、特別なことを意識しているわけではありません。

むしろ皆様もよく知っているポイントばかりです。以下に3つ書いていきます。

・ドリブルは強く

ハンドリング練習として、静止状態でドリブルをつく練習を取り入れています。

このとき、ドリブルはできるだけ強くつくよう意識します。ミスしたらボールが頭上高く跳ね上がるくらい、思いっきり床にたたきつけましょう。

狙った位置にたたきつける能力と、勢いのついたボールを手の平で受け止め、コントロールする能力を身につけるためのポイントです。

・顔は上げたまま

ボールを扱う際は、必ず顔を上げたまま行います。

試合中は、ボールを見ながらコントロールすることはほぼ不可能です。

目の前のDFはもちろん、コート全体の状況を把握する必要があるためです。

ボールを見ずにコントロールできるくらいハンドリング力を高め、試合でも心理的余裕をもって臨めるよう練習しましょう。

・体幹はブレない

ボールを扱う際は、身体がボールの方向に流れないよう意識しましょう。

上手い選手は、ボールを扱いながらも体幹がほとんどブレません。

したがって、どのタイミングでもドライブに移行することができ、ドライブの途中でストップすることも可能です。

ハンドリング練習でも、体幹がブレないようボールを動かしましょう。

NBA選手のハンドリング練習内容

ここでは、実際にNBA選手が行っているハンドリング練習の内容を紹介します。

ほとんどの選手は、ボールを2つ使って練習しています。

・ツーボールドリブル

ボールを両手で1つずつ持ち、同時にドリブルをつく練習です。

比較的有名な練習ですが、ボールの動きはより複雑かつ細かいです。

左右同時に、かつ異なる動作を行う器用さが求められます。

・パスキャッチ→ドリブル→パス

1人でボールを2つ扱うのではなく、自分とパートナーが1つずつボールを持つ方法です。パートナーが選手にパスを出し、選手はドリブルをついていないほうの手でキャッチし、一定のドリブルを行います。

その後、片手でパートナーにパスを返し、パートナーはまたパスを出します。

以下の動画で実演していますので、ご参照ください。

・テニスボールドリブル

テニスボールとバスケットボールを同時に扱う練習です。

バスケットボールとは大きさや重さが異なるボールを使うことで、コーディネーション能力も同時に鍛える目的があります。

1人がテニスボールとバスケットボールの両方を扱うパターンと、パートナーにテニスボールを投げてもらうパターンがあります。

まとめ

今回は、NBA選手のハンドリング練習について書かせていただきました。

日本の学生選手が取り組んでいるような練習より、1段も2段も難しい練習を行っていることが分かっていただけたかと思います。

彼らのレベルに到達するには、彼らが行っているレベルと同等の練習をこなせるようにならなければなりません。

是非この記事を参考にしていただき、普段のハンドリング練習のレベルを1つ上げてみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!