個人能力を高める!
ドリブルスキルを
格段に上げるワーク・ドリル

今回は、ドリブルの個人練習について書いていきます。

ドリブルは一人でもある程度練習が可能です。

また、チームでの練習のように決められたメニューをこなすことに飽きてきた選手にとって、自分の思うよう自由に練習ができる個人練習は楽しみの1つでもあるのではないでしょうか。

この記事では、徹底してスキルを高めるための個人向けドリブルワークを紹介していきます。

是非最後までお読みください。

ワークとドリルの違い

ドリブルワークとドリブルドリル、どちらも同じ意味ではないかと感じる方も多いでしょう。

そこで、まずはワークとドリルの違いを明確にしておきましょう。

ワークとは、体力・筋力・技術すべてに焦点を当て、その人のレベルに合わせて負荷をかけて練習することを指します。

2人以上で取り組むことが多く、ドリルよりもハードな内容になります。

一方ドリルとは、基礎的な技術練習を反復することを指します。

学校の宿題や個人練習がこれに当たります。

負荷が軽いため身体的疲労は少ないですが、基盤を固める上で欠かせない練習です。

 

ドリブル練習の原則

ドリブル練習に負荷をかけていくと、基本的なことがおろそかになってしまうことがあります。

そこで、ドリブル練習の原則をおさらいします。

ワークに取り組んでいる最中、以下の原則がおろそかにならないよう意識しましょう。

顔は上げたまま

負荷がかかると、ボールをなくさないよう下を向いてしまいがちですが、ドリブル中は顔を上げたまま行うのが原則です。

試合中もコート全体の状況を把握しながらドリブルをつかなければならないため、下を向くことは絶対にやめましょう。

強くつく

身体的疲労がたまってくると、ついドリブルが弱くなってしまいがちですが、ドリブルは常に強くつきましょう。

試合中は疲れていても相手にボールを奪われるわけにはいきません。

どんな状況でも手に吸いつくような強いドリブルを心がけましょう。

姿勢を保つ

ロッカーモーションなど例外はありますが、基本的にドリブル中は股関節を少し曲げ、重心をやや前に置いた状態を保ちます。

この姿勢が崩れてしまうと前に進めません。

したがって、いかなる負荷がかかってもドリブル中の姿勢は保ちましょう。

ドリブルワーク紹介

ここでは、ドリブルワークのメニューを紹介していきます。

どのような負荷をかけているのか、に着目してみてください。

テニスボールドリブル

1人がドリブルをつき、もう1人がテニスボールを投げます。

ドリブルしている選手はテニスボールをもう一方の手でキャッチし、すぐ投げ返します。

テニスボールを投げる側の人は、投げるタイミング、スピード、高さなどを毎回変えて、ドリブルをついている選手に負荷をかけていきます。

また、1人の選手が片方の手でドリブル、もう一方の手でテニスボールを上に投げ上げる、という方法もあります。

この場合は、もう1人はドリブルの原則3つがしっかり保てているかをチェックします。

オフバランスドリブル

2人が向かい合った状態で行うパターンと、2人が横に並ぶパターンの2種類紹介します。

1つ目は、1人がドリブルをつく選手を前から押し、もう1人の選手が押し負けないようドリブルで前に進みます。

2つ目は、1人がスリーポイントラインに沿ってドリブルで進み、もう1人はラインの内側から選手を外に押し出します。

ドリブルをしている選手は身体が外に出ないよう踏ん張ってドリブルを続けます。

パワー向上と姿勢維持を目的としたメニューです。

このメニューでは特に顔が下に向きやすいので、注意しましょう。

まとめ

今回は、個人向けドリブルワークについて書かせていただきました。

どれも一般的なドリルとは異なり、選手に対して負荷をかけたメニューであることが分かっていただけたかと思います。

是非この記事を参考にしていただき、負荷のかかったドリブルワークを試してみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!