ディフェンスを相手に
使えるドリブルを身につける!
実戦的な練習方法紹介

以前の記事で、「試合で使えるドリブルとは何か」について書かせていただきました。

しかし、それが分かったところでどんな練習・トレーニングを行えばよいのか、イメージがつかないという方も多いかと思います。

そこで、この記事では具体的な練習方法を紹介していきます。

実践的なドリブル練習がしたい、試合で使えるドリブルを身につけたい、という方は是非ご参照ください。

今回は試合で使えるドリブルですが、基礎的なドリブル練習メニューはこちらの記事で紹介しています↓

DFを抜くためのドリブル

最もイメージしやすいのが、DFを抜くためのドリブルです。

この練習では、ドリブルをつく回数を2~3回に制限することを推奨します。

・ミートからの1対1

45度の位置(ウイング)にいる選手が、90度の位置(トップ)にいる選手からパスを受け、1対1を行います。

ミートでDFとのズレをつくり、少ないドリブルでシュートまで行くことが目的です。

試合中にドライブを仕掛けることが少ない選手におすすめの練習方法です。

ボールをもらった瞬間にDFとズレをつくることができるようになれば、複雑なフェイクやドリブルチェンジもほとんど使わず、中に切り込むことができるようになります。

・ツーアームの1対1

OFとDFの選手が、ツーアーム(腕2本分)以上離れている状態から1対1を行います。

OFがスキップ、スプリットなどのステップを利用し、DFとの距離を詰めてからドライブを仕掛けることが狙いです。

長距離シュートが苦手な選手は、シュートの練習と合わせてこちらのツーアームの1対1も練習することを推奨します。

相手が自分との距離をあけて守ってきても、ドリブルで相手を抜くことができるようになります。

速攻のときのドリブル

ボールをキャッチしたとき前に誰もいない状況、すなわち自分が速攻を狙える状況のときに使うドリブルです。

ボールを前に大きくつき出し、ボールを後から走って追いかけるようなイメージです。

・オールコート3ドリブル

バックコートのフリースローラインから、ドリブル3回でレイアップまでもっていく練習です。

1回のドリブルで何歩前に進むことができるかがポイントです。

このとき、スピードクロスオーバーを使って前に進むことをおすすめします。

同じ側の手でドリブルをつくより歩数を稼ぎやすく、かつボールを前について追いかけるようにドリブルをするため、より速いスピードでレイアップまで行くことが可能です。

キープするためのドリブル

ガードの選手は、ドリブルしながらボールをキープする場面が必ずあるでしょう。

ここではボールキープ力を高める練習法を紹介します。

・ドリブルタッグ

2人がサークルの中で互いにドリブルをつき、相手のボールのスティールを狙いながら自分のボールを守る練習です。

顔を上げたままドリブルをつく習慣をつけるにはもってこいです。

・1対2

ハーフコートの中で、OFが1人、DFが2人で行います。

14秒間、OFがDFにボールを奪われないよう走力とハンドリング力を駆使します。

まとめ

今回は、試合で使えるドリブルを身につけるための練習法について書かせていただきました。

「試合で使えるドリブルってどんなドリブルなのか」

ということを考えながら練習ができれば、一気に練習の質が向上します。

是非この記事を参考にしていただき、日々の練習に取り入れてみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!