ハンドリングって何?
なぜ練習するの?
その理由と練習方法を解説!

今回は、バスケットのハンドリングについて書いていきます。

バスケットを始めたばかりの選手は、ほとんどの場合ハンドリング練習から入るでしょう。

腰の周りでボールを回したり、指先でボールをはじいたり、種類は様々です。

では、そもそもハンドリングって何なのでしょうか?

その意味と練習方法を合わせて紹介しいていきますので、是非最後までお読みください。

 

ハンドリングとは手でボールを扱う行為

バスケットにおいて、ハンドリングは

「手でボールを自在に操る能力」

という意味で使われます。

普段のハンドリング練習では、手の平や指先を使ってボールを操る感覚を養っています。

一般に、ハンドリング力が高い選手は

「器用な選手である」

と評価を受け、試合中もボールを扱う時間が長い傾向にあります。

ボールを扱うすべての動作の基盤

バスケットにおいて、ボールを扱う動作は主に以下のとおりです。

・シュート

・パス

・キャッチ

・ドリブル

バスケットにおけるほぼ全ての動作ですよね。

これらはハンドリング力が十分なレベルに達していなければできません。

ドリブルを例にとってみましょう。

ドリブルは、片手でボールを床にバウンドさせ、手の平にボールが返ってくる、という動きの繰り返しです。

つまり、ボールを意図した地点にバウンドさせる能力、跳ね返ってきたボールを片手でコントロールする能力の2つが必要になってきます。

この2つの能力は、どちらもハンドリング練習によって養われるのです。

次にパスを例にとってみます。

パスは、味方のいる方向、ターゲットハンドを出した位置にボールを飛ばす行為です。

したがって、ボールを手で狙ったところに正確に投げる能力が求められます。

こちらも手で自在にボールを操る力がなければできない動きです。

 

また、試合中の状況によってはドリブルしながら片手でパス、ボールをキャッチしてからすぐにパス、といった動きが必要な場面があります。

こうした連続で別のことを処理する動きほど、高度なハンドリング力が求められます。

 

おすすめのハンドリング練習方法

ここでは、具体的なハンドリングの練習方法を3つ紹介していきます。

・ボディサークル

名前のとおり、身体の周りでボールをまわす練習です。首周り、腰周り、膝周り、などがこれにあたります。

この練習では、できる限り速く回すことがポイントです。

ボールを落とさないようにゆっくり回すのではなく、

「時々ボールをこぼしてしまう」

くらいのスピードで行いましょう。

ボールを片手で扱うのが苦手、という方におすすめの練習方法です。是非やってみてください。

・フィンガーティップ

指先の感覚を養う練習です。

両の手の平を向かい合わせ、ボールを指ではじきながら上下にボールを動かします。

手の平でボールを扱わず、指先のみでボールを扱うことがポイントです。

また、上下している間にできるだけ多くボールをはじくよう、細かくかつ速くはじきましょう。

ボールに回転をかけるなど、指先でボールを扱うことが苦手な選手におすすめの練習方法です。

是非試してみてください。

 

・ボールパンチング

ボールを手の平全体でたたく練習です。

片手でボールをもち、もう一方の手でボールを叩きます。叩いたらボールを持ち替え、反対の手でボールを叩く、という動作を繰り返します。

慣れてくると、ボールを叩いたときの音が大きくなり、手の平にボールが引っ付く感覚が身につきます。

ボールをこぼしてしまうことが多い選手におすすめの練習方法です。是非やってみてください。

まとめ

今回は、ハンドリングについて書かせていただきました。

前述したように、ハンドリングはボールを扱うすべての動きの基本です。

初心者の方はもちろん、経験者の方もハンドリングの練習は継続しましょう。

また、ボールを見ながら行うのではなく、目をつぶってても自在に操れるくらい、身体に染み込ませましょう。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!