綺麗なフォームをつくる!
ミニバス選手によく
欠落しているポイント

今回は、シュートフォームについて書いていきます。

シュートフォームについては、悩んでいる選手は非常に多いです。

シュートが入らない、飛距離が伸びない、フォームが安定しない、いまいち不格好…など、理由は様々です。

この記事ではシュートフォームを固める上で見落としがちなポイントを、3つ厳選して紹介していきますので、是非最後までお読みください。

 

股関節と膝

シュートを構える際、「膝を使え」と教わった方は多いのではないでしょうか。

膝を曲げ、屈伸を利用してボールを放つ…

しかし、この教えは少々言葉が不足しています。

正確には、膝からではなく

「股関節から曲げる」

のです。

股関節が曲がることで、膝も自然と曲がる、というのが正しい説明であり、膝だけ曲げるのは誤りです。

股関節を曲げる際、膝がつま先より前に出ないよう注意しましょう。

膝が前に出すぎてしまうと、お尻やモモ裏の筋肉の力を十分に利用できません。

お尻の筋肉、モモ裏の筋肉は非常に大きな力をもっていますので、利用しない手はありません。

ディップ

ディップとは、ボールをキャッチした直後、ボールを股関節あたりまで下げる技術です。

「シュートのときはボールを下げるな」

「頭の位置にボールをセットする」

と教えられた方も多いのではないでしょうか。

しかし、この教えがシュートの飛距離が伸びない原因の1つでもあります。

ボールを上にセットしてシュートを撃つということは、ボールに勢いをつける要因は手首のスナップと、股関節の屈伸の力の2つのみです。

これだけでバスケットボールのような重く大きな物体を遠くに飛ばすことは困難です。

そこで、ディップという技術を使うと、ボールを下から上に持ち上げるときの勢いをボールに伝えることで、飛距離を伸ばすことが可能です。

また、ディップという一定の動作を入れることで、シュートの安定性を高める効果もあります。

スウィープ&スウェイ

スウィープ&スウェイとは、上体はやや後方に傾け、下半身のみ前に跳ぶ技術です。

「シュートは真上に跳ぶ」と教えを受けた方は多いでしょう。

しかし、これがシュートを不安定にさせている要因の1つになっている可能性があります。

シュートの際、ボールは前方向に放物線を描きます。

よって、身体も真上ではなく斜め前に跳ぶのが自然です。

ディップ同様、シュートを撃った後の動き(フォロースルー)を一定にすることで、シュートに安定感が生まれます。

また、重心を前に移動させることでシュートの飛距離を伸ばすことも可能です。

まとめ

今回は、シュートフォームについて書かせていただきました。

肘の角度や身体の向きについてはご存じの方が多いかと思いますが、ディップやスウィープ&スウェイについては知らない方も多かったのではないでしょうか。

前述した3点はどれもシュートフォームを固める上で非常に重要なポイントですので、是非この3点を意識してシュート練習に励んでください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

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紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!