ゼロステップのルールを
つくった男!?
ジェームス・ハーデンとは

今回はNBAのスーパースター、ジェームス・ハーデンについて書いていきます。

特に男性でバスケットを知っている方であれば、ハーデンの名を知らない方はいないでしょう。

トレードマークの髭はもちろん、ゼロステップやステップバックなどの代名詞は世界中に影響を与えています。

名前は知っているけどもっと詳しく知りたい、という方は是非この記事を最後までお読みください。

出典:https://basket-count.com/article/detail/20925

圧倒的支配力

現在ヒューストン・ロケッツの絶対的エースであるハーデンは、もはや誰にも止められないのではないか、と言われています。

1試合50得点という記録を次々と打ち出し、60得点も過去に3度達成しています。

その圧倒的得点力と支配力は全てのチームにとって脅威であり、「ハーデン対策のDF」まで考案されるほどです。

なお、2018-19シーズンには、スリーポイント成功本数378本を記録しています。

この記録を超えたのは2015-16シーズンにステフィン・カリーが達成した、402本のみです。

歴代初の60点+トリプルダブル

2018年1月30日に達成した、60得点を含むトリプル・ダブルは全世界に衝撃を与えました。

トリプル・ダブルとは、得点、アシスト、リバウンド、スティール、ブロックショットなど数々の記録の中で、1試合中に3つの項目で2ケタの数字を残すことです。

ハーデンの場合、60得点、11アシスト、10リバウンドですから、得点、アシスト、リバウンドの3つで2ケタの数字を残したことになります。

ハーデンが試合中いかにボールを支配している時間が長いかがよく分かる記録です。

ゼロステップがバスケットのルールを変えた

ハーデンの代名詞とも言えるゼロステップは、当時のトラベリングのルールを改訂させました。

以前のルールでは、ボールをキャッチしたときに床に着いている足は1歩目に数える、というルールでした。

したがって、2歩で着地するには両足が空中にある状態でボールをキャッチしなければなりませんでした。

しかし、ハーデンが

「ボールをキャッチした瞬間に踏み切り、2歩あるく」

という微妙なステップを踏んでいたため、キャッチした瞬間に踏み切った足は1歩目にカウントしない、と正式にルールとして成り立ったのです。

なお、ハーデン以外でNBA選手がルールを変えた例としては、シャキール・オニールによるノーチャージ・エリアの話が有名です。

2019年NBA JAPAN GAMEにも出場

2019年10月に行われたNBAのプレシーズン、ロケッツ対ラプターズの試合が日本で行われました。

ハーデンもJAPAN GAMEに出場し、会場は終始興奮に包まれました。

中でも1日目、第2Qに披露した「股抜き」は、全観客を湧かせ、魅了しました。

なお、会場のブースにおいてグッズ販売が行われていた模様ですが、ハーデンの背番号、名前の入ったシャツが最も速く売り切れたようです。

ハーデンの人気ぶりがグッズ販売でも示される結果となりました。

まとめ

今回は、ジェームス・ハーデンについて書かせていただきました。

ハーデンは現時点で、東京五輪への出場を前向きに検討しているようです。

NBA屈指のスーパースターのプレーが日本で見られるというのは、これ以上ないチャンスです。

今後のハーデンの活躍にも目が離せません。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!