一から鍛え直す!
ミニバス選手が試合で使える
ドリブルを手に入れる練習方法

今回は、ミニバス向けにドリブルの練習方法について書いていきます。

誰もがドリブルが上手くなりたい、DFを抜き去りたい、と思いますよね。

しかし、

「ドリブルってどう練習すればいいのか分からない」

「我流で自由にドリブルをついても良いのか」

と考えている方も少なからずいるでしょう。

ここではドリブルの練習メニューを、3段階に分けて紹介していきますので、メニューの内容だけでなく、段階にも是非注目してください。

静止状態でドリブル

まず初めに、その場でドリブルをつく練習をしましょう。

ドリブルが苦手な選手は、ボールの扱いがまだおぼつかないケースが多いため、止まった状態で自由にドリブルができるよう練習しましょう。

右手・左手

まずは片手ずつドリブルを行います。

右手で20回、左手で20回連続で行います。

このとき、ドリブルを強くつき、手にボールが吸い付く時間が長くなるよう意識しましょう。

・フロントチェンジ

次に、身体の前で切り返すフロントチェンジを20回行います。このとき、チェンジの幅を大きく行うことがポイントです。ボールの上を扱うのではなく、ボールの横を扱い、転がすようなイメージで切り返しましょう。

・レッグスルー

両脚を開き、股下を通す技です。

レッグスルーは右足が前のパターンと左足が前のパターン、それぞれ20回ずつ行います。

股下はいわばボールの通り道なので、両脚の幅が狭くならないよう留意しましょう。

また、ボールをバウンドさせる位置をできるだけ一定にしましょう。

両脚を結ぶ直線上にバウンドさせると、脚にボールが当たることなく手にボールが吸い付きます。

・バックチェンジ

身体の後ろで切り返す技です。

基本的にはフロントチェンジと同じ動きで、こちらも20回行います。

重心が後ろに傾きがちなので、フロントチェンジのときと同じ姿勢で行うよう意識しましょう。

脚とドリブルを連動させる

静止した状態ドリブルがつけるようになったら、次は足の動きと連動させましょう。試合中はDFを抜くため、あるいはかわすために行いますので、手と足を連動させる練習は必須です。初めは歩きながら、徐々にジョギングのペース、ランニングのペースとスピードを上げていきます。

・2回ドリブル→フロントチェンジ

斜めに同じ方向に2回ドリブルをついた後、フロントチェンジで逆に切り返します。このとき、切り返す側の脚を出しながらチェンジを行うよう意識しましょう。

・2回ドリブル→レッグスルー

斜めに同じ方向に2回ドリブルし、レッグスルーで方向転換を行います。股下を通した後のドリブルスピードが遅くなってしまいがちですので、切り返した直後スピードを落とさないよう留意します。

・2回ドリブル→バックチェンジ

2回ドリブルした後、バックチェンジで切り返します。

バックチェンジの際はついボールを見ようとし、顔が下を向いてしまいがちですが、常に顔は前を向くよう意識しましょう。

 

1対1

足と連動してドリブルができるようになったら、いよいよDFの前でドリブルをつきます。

DFがいるときは、常にDFを見ておく必要があります。

このときに顔が下を向いてしまったり、プレッシャーに負けて仰け反ってしまうようであれば、もう一度手足連動ドリブルを練習することをおすすめします。

また、DFから遠い位置でドリブルをつくことがポイントです。

DFに近い位置だとボールを奪われるリスクが高いため、できるだけボールはDFから遠ざけましょう。

まとめ

今回は、ドリブルの練習方法を紹介させていただきました。

ドリブルの練習は、

その場でドリブル→手足を連動させる→DFを相手にする

という3段階に分けて練習することをおすすめします。

是非この記事を参考にしていただき、段階を踏んで確実にドリブルが上手くなるよう練習に励んでください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!