世界と戦える選手を育てる!
エンデバー事業の
仕組みと選出の条件

今回は、エンデバーについて書いていきます。

u-12,u-18など、選抜選手についてはご存じの方も多いかと思います。

しかし、「エンデバー」という言葉にはあまり馴染みがなく、聞いたことはあっても意味はよく知らない、という方が大半なのではないでしょうか。

この記事ではエンデバーの仕組みや、活動内容についても触れていきますので、是非最後までお読みください。

出典:http://www.japanbasketball.jp/

 

エンデバーという言葉の意味

エンデバーは英語で「endeavor」と表記し、努力、試みなどを意味します。

バスケットにおけるエンデバーは、「有望な選手をさらにレベルアップさせるための努力、試み」と捉えることができます。

一般に、日本では「選抜に選ばれる」ことと「エンデバーに選ばれる」ことはほぼ同義です。

また、日本バスケットのエンデバーはピラミッド型になっており、以下の4つに分けられます。

・地区選抜

・都道府県選抜

・ブロックエンデバー(地方選抜)

・トップエンデバー(全国選抜)

まずは各地区ごとに優秀選手を集め、その中から都道府県選抜を絞っていきます。

これと同じように、各都道府県からブロックエンデバーを選出し、最終的にはトップエンデバー、全国選抜選手が絞りこまれるのです。

各世代ごとに選出

エンデバー制度は、u-12からu-18までの各世代ごとに選出されます。

例えば、u-12であればミニバス世代で最も有望な選手を集め、u-15であれば中学生以下で有望な選手を集結させる仕組みとなっています。

このように世代ごとに選出することで、若年層から継続的にエリート教育を受けさせることを可能にしています。

u-12で順当に成長した選手が翌年もu-13として育成を受けることで、毎年のように大きなステップアップを計ることができます。

1シーズンのみ見て終わり、とならないよう、毎年各世代ごとに選手を選抜し、育成を行っているのです。

指南書をもとにした指導

エンデバーに選出された選手は、ある指南書をもとにした指導を受けることとなっています。

この指南書は

「エンデバーのためのバスケットボールドリル」

というタイトルの書籍で、日本の目指すバスケットボールを定義し、指導方針が記述されている書籍です。

なお、日本の目指すバスケットボールとは

「走力・敏捷性・スピードを最大限生かした平面的でハイペースなバスケットボール」

であり、トランジッション・ゲームに勝利することである、と定義されています。

要約すると、高さ勝負ではなく平面勝負、走り勝つスタイル、ということです。

まとめ

今回は、エンデバーについて書かせていただきました。

前述したように、エンデバーに選出された選手は、世界で通用する選手になるための育成、指導を受けることになります。

言い換えれば、現時点ではそれほど技術はなくても、体格や身体能力の高い、成長見込みのある選手が選ばれる傾向にあるということです。

エンデバーに選ばれたい、という方は是非技術面の練習だけでなく、走力やフィジカルトレーニングにも力を入れてみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!