NBAへのもう一つの道のり!
ABAの解説と現在挑戦中の
日本人選手紹介!

今回は、アメリカンバスケットボールアソシエーション、通称ABAについて書いていきます。

ABAとは、全米各地の約100チームが参加する、プロの独立リーグです。

NBAの1つ下のリーグとも表現され、ABAで活動する選手の多くは、NBA入りまたはWNBA入りを目指しています。

アメリカでプレーしたいと考えている方はもちろん、ABAについてもっと知りたいという方も是非この記事を参考にしていただき、知識を増やしていってください。

昔はNBAのライバル的立ち位置だった

1967年から1976年の9年間、ABAはNBAと同等のプロバスケットボールリーグでした。NBAとは選手や観客を取り合う敵同士でしたが、財政難に陥り、ABAは衰退していきました。

しかし、ABAで導入されたスリーポイントがNBAを初め国際ルールにも採用され、ダンクコンテストもNBAに受け継がれるなど、現代バスケを形成するきっかけとなりました。

出典:https://www.athlete-brand.com/aba/

ABA経験をもつNBA選手

NBA選手といえば、八村塁選手のようにドラフトで指名されて入団するか、馬場雄大選手のように傘下のGリーグから経験を積んでNBAに上がる、といった流れがイメージしやすいかと思います。

しかし、中にはABAでプレーしたのち、NBAに入った選手も少なからず存在します。

強力なリバウンダーとして名を刻んだデニス・ロッドマンや、驚異的なフリースロー成功率を誇ったリック・バリーは元ABAプレーヤーとして知られています。

また、日本人初のNBAプレーヤーとなった田臥勇太選手も、ABAでのプレー経験があります。

現在ABAでプレーする選手

ここでは、現在ABAで活躍する日本人選手を紹介していきます。

松田鋼季選手

2011年から現在まで、シカゴ・スティームというチームで活動しています。

もともと社会人だった松田選手は、2011年に退社して渡米し、スティームの入団テストを受けます。

スリーポイントシュートの精度が評価され、見事合格した松田選手は、ABAでの初試合、スリーポイントを3本沈める活躍を見せました。

現在も正確なシュート力とアシストパスを武器に、アメリカで選手として戦いを続けています。

淀野潮里選手

淀野選手も現在、シカゴ・スティームで選手として活動しています。

初めはコーチングを学ぶために渡米した淀野選手ですが、学んでいた大学のチームから

「選手としてやらないか」

と誘われ、選手に復帰したそうです。

その直後、WBCBLと呼ばれるABAの1つ下のリーグのチームのトライアウトを受け、合格します。

現在はABAのシカゴ・スティームに移籍し、WNBA入りを目指して日々戦っています。

まとめ

今回は、アメリカンバスケットボールアソシエーション、ABAについて書かせていただきました。

世界最高峰のリーグがNBAであることは違いありませんが、NBAにたどり着くまでの経緯は様々です。

アメリカでプレーすることを臨んでいる方は、是非ABAへの挑戦も検討してみてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!