背が高い相手でも決める!
ガードの選手の必須スキル
ティアドロップのポイント!

今回は高いブロックをかわす高等技術、ティアドロップについて書いていきます。

ティアドロップは

「フローターショット」

とも呼ばれ、自分より背の高い選手に対してフワっと浮かせて放つシュートとして知られています。

フローターのコツなども書いていきますので、初めて聞いた方はもちろん、フローターを身につけたい、と思っている方も是非この記事を参考にしてください。

 

ブロックのさらに上を通過するシュート

冒頭でティアドロップはフワっと浮かせて放つシュート、と説明しましたが、もう少し詳しく説明します。

ティアドロップは、基本的にはフリースローより近く、かつレイアップは撃てない距離で使います。

普段のジャンプシュートのタイミング、軌道ではDFにブロックされてしまうリスクがありますが、あらかじめDFとの距離がある場合、このティアドロップを使うことでDFのブロックがボールに届く前にシュートが撃てます。

なお、NBAではデリック・ローズなどが得意なシュートです。

以下に動画のリンクを載せてありますので、是非繰り返しご視聴ください。

フォームはオーバーハンドレイアップ

ティアドロップのフォームは、オーバーハンドレイアップと同様です。

これをワンステップで、かつボールのリリースを少し早め、高い弾道で撃ちます。

あらかじめDFと距離がある場合に使う、と説明しましたが、ワンステップかつボールのリリースを早めることでDFが距離を詰める前にシュートを放つことができます。

したがって、高い弾道で放ることでブロックに飛んできたとしてもブロックの上を通過できるのです。

なお、似たような技で「スクープレイアップ」というシュートがあります。

いわばティアドロップのアンダーハンドレイアップ版ですが、下から高弾道でかつボールリリースを早めることは上から放るより難易度が高いです。

NBAでもスクープレイアップを使う選手はあまり見られません

指先で放つのではなく押し出す

一般的に、シュートは手首のスナップをきかせ、指先でリリースするのが基本です。

しかし、ティアドロップの場合は手首のスナップはほとんど使わず、手の平で押し出すように放ちます。

DFがブロックショットをする場合、ボールが指先から離れた瞬間を狙っています。

ほとんどのシュートは指先でリリースするということをDFも知っているからです。

そこで、指先ではなく手の平で押し出すように放つことで、DFがブロックに飛ぶタイミングをずらすことができます。

また、弾道を高くすることでよりDFにとってブロックしづらい弧を描くことができるのです。

ゴール下に背の高いDFがいたら迷わずティアドロップ

自分のマークマン(一線のDF)をドライブで抜いたとき、ゴール下に背の高いDFが待ち構えている場合は、迷わずティアドロップを使いましょう。

もちろん、ジャンプシュートを撃てるほど距離がある場合はジャンプシュートを狙うべきですが、ゴール下のDFはほぼ間違いなくブロックショットを狙ってきます。

また、ヘルプが来たらパスをさばく選手が多いですが、ここで「ティアドロップも撃てる」とDFに思わせることが重要です。

是非ティアドロップを習得し、中からでもブロックをかわして得点できる選手を目指してください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!