1校の選手だけで国体選手の枠が埋まった事例も
国体選手を選出する際、1校から何人まで、といった規制はありません。
極端な話、その県内で1〜12番目の実力の選手が全員同じ学校にいたとしても、その1校から12名選出しても問題ありません。
少年部門では、毎年この極端な編成になる傾向にあります。
実際、2018年の国体では、男子福井県代表が11人全員北陸高校の選手、女子福井県代表が12人全員足羽高校の選手でした。
また、男子愛知県代表は11人中10人が中部第一、女子愛媛代表は12人中11人が聖カタリナの選手でした。
このような事例が起こる理由として、優秀な選手は強豪校に集まりやすいこと、勝ち進んだチームの選手の方が注目を浴びやすい、などが挙げられます。