筋肉に必要なのは鞭のような弾力性
「日本人とアメリカ人では骨格が違う」「海外の血には勝てない」と考える方も少なくないでしょう。
しかし、本当に遺伝的な要因だけで決まるのでしょうか?
実際、170cmくらいでもダンクができる日本人はいます。
身長が低くてもダンクができる選手、高いジャンプ力をもつ選手の共通点は、筋肉が弾力性に富んでいることです。
弾力性とは、強さを柔らかさを兼ね備えた性質のことです。
日本人は筋肉を鍛えるとき、強く、大きくしようとするあまり、柔軟性をおろそかにしてしまう傾向にあります。
筋肉は伸び縮みすることで力を発揮するため、柔軟性のない筋肉ではいくら大きくても力を出すことはできません。
まして、「跳ぶ」という動作はハムストリングスや臀筋をバネのように使う動作です。
したがって、筋トレをする際は大きくすることだけでなく、柔軟性、弾力性が失われないよう十分注意してください。