バスケットは、初めから自分がボールを保持した状態でプレーが始まることはほとんどありません。
パス、スローイン、リバウンド、ルーズボールなど、ボールをキャッチするという動作が必要になってきます。
言い換えると、そもそもキャッチができなければ次のプレーにつなげることはできません。
そこで今回は、ボールをキャッチする練習について書いていきます。
「キャッチミスが多い」
「大事な場面でキャッチミスをしてしまったことがある」
という方は是非この記事を参考にしていただき、キャッチミスを極力少なくしていきましょう。
出典:https://www.city.noshiro.lg.jp/sangyo/basket/johokyoku/ouyo/4118
キャッチのやり方
そもそもみなさんは、ボールをキャッチするという動作を意識したことがあるでしょうか。中には
「キャッチの仕方など教わっていない」
「なんとなく感覚でキャッチしている」
という方が多いのではないでしょうか。
サッカーにもボールの受け方、トラップのやり方があるように、バスケットにも基本的なキャッチの仕方というものがあります。
バスケットでは、キャッチする際はボールの方向に手のひらを向け、胸のあたりで両手で三角形をつくります。
この三角形のところにボールが収まるように調整します。
また、ボールが手に収まる直前までは手はフラットな状態(手に力を入れない)で、ボールが手に収まったあとはしっかり両手に力を込め、ボールがこぼれないようにします。
キャッチミスをなくすためのポイント
前述したキャッチの基本形をつくる際、手のひらが向かい合って指先が前を向いていたり、ボールをキャッチする直前に構え始めるのはよくない例です。
指先が前を向いているとキャッチしにくいだけでなく、突き指の原因にもなります。
また、ボールが自分の身体に近づいてから手を出そうとすると、予想以上に速いボールが飛んできたときに対応できず、キャッチミスを誘発しやすくなります。
キャッチミスをなくすためには、ボールが身体付近に届く前にあらかじめ基本形をつくっておくことです。
パスであれば、味方の選手がパスを出す前に構えておきます。
このとき、手のひらをしっかり前に向けるよう留意します。
また、速いボールが飛んできたときは、手にボールが収まる直前に肘を少し引くことで、ボールの勢いを吸収できるためミスが起こりにくくなります。