バスケの練習は楽しさが必要!
楽しい練習の組み立て方
を大公開!

練習は、やるなら楽しいほうがいいですよね。

しかし、ツラいだけの練習、退屈な練習を日々こなしている選手は少なくないでしょう。

そこで今回は、親御様または指導者の方向けに楽しい練習の組み立て方について書いていきます。

是非最後まで読んでいただき、普段の練習に役立ててください。

 

 

出典:

https://www.tamura.ac.jp/keiri/sports/index.minibasunikki2.html

 

楽しい練習とは

 

ここで言う楽しいとは、友達と遊んでいて楽しいとか、スマホゲームをやって楽しいという、娯楽に近い意味ではありません。

楽しい練習とは、

「上手くなっているのが実感できる」

「新しいことができるようになる」

ことです。

逆につまらない練習とは、その選手にとって難易度が低すぎる、または高すぎる練習です。

どちらも自分が上達している実感が湧かないため、楽しいと感じないのです。

楽しい練習を提供するためには、選手にとって少しだけ難しい、できるかできないか微妙なラインの難易度に設定することです。

また、人数が多く選手間の能力がまちまちの場合は、徐々に練習の難易度を上げていくよう調整し、少しずつ選手の

「できるかできないかのライン」

を上げていきましょう。

毎回同じ内容だと飽きてしまう

 

練習の内容は、全く同じだと飽きてしまいます。

例えば、毎回ハーフコート全域を使って2on2を練習しているとします。

これと全く同じ内容を毎日のようにやっていれば、選手は飽きてしまいます。

しかし、フォーカスするポイントを変えれば練習の内容も変えることができます。

リバウンドにフォーカスを当てる場合、範囲をスリーポイントラインの内側に限定し、リバウンドをとってから2on2を始める形式があります。

また、DFの戻りを早くしたい場合は、オールコート全体を使い、DFが終わった2人組はフロントコートのサイドラインで待機している2人組のどちらかにロングパスを出し、OFが終わった2人組は早く戻る、といった形式をとる方法があります。

このように練習のポイントによって練習の内容に変化を加え、選手を飽きさせないようなメニューをつくっていきましょう。

新しい情報を少しずつ与える

 

子どもはいつも、新しいことやってみたい、挑戦してみたいと思っています。

毎回同じことばかりだと退屈さを感じるのもそのためです。

ですから、選手に楽しいと思わせるには、時折新しいことを教える、あるいは新しい練習メニューを組み込むことが効果的です。

しかし、情報の与えすぎには注意が必要です。

新しいことが好きだからと言って、一度に多くの情報を与えても、選手はすべて処理しきれません。

漢字の勉強も、1日に数百文字の漢字をすべて覚え、書けるようにはなりませんよね?

選手の脳がパンクしないよう、少しの新しい情報を数日おきに与えるよう心がけましょう。

まとめ

今回は、指導者の方向けに楽しい練習の組み立て方について書かせていただきました。

前述したように、練習は厳しさだけでなく楽しさも必要です。

楽しい練習は選手の向上心を駆り立て、集中して練習に取り組むようになります。

それが選手1人ひとりをぐんぐん上達させるのです。

是非この記事を参考にしていただき、選手たちがもっと練習したい、と思うような練習を組み立てていってください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!