男子と女子でどう違う?
脳の構造に着目した
男女それぞれの最適な上達法とは

男子と女子の間には、身体的なことはもちろん、精神面、脳のつくりにも違いがあります。

指導者の方の目線で考えると、男子には通用した教え方、練習法が女子ではあまり反応がよくなかった、といったことがあるかと思います。

そこで今回は、精神面、脳のつくりに着目し、練習を行う上で知っておくべき事柄を紹介していきます。

親御様にはもちろん、ミニバスの指導者の方にもおすすめの内容ですので、是非最後までお読みください。

男子は論理的、女子は感情的

男子と女子では、話をする際の脳の活性に違いがあるそうです。

男子は、右脳と左脳をつなぐ、脳梁と呼ばれる橋のようなものが細長いという特徴があります。

男子の場合、話をする際は左脳のみが働き、感情など他の要素を含めず、論理的な話になる傾向にあります。

一方女子では、脳梁が男子と比較して太く短いです。

したがって、話をする際は左脳と右脳の両方が働きます。

そのため、感情など話とはあまい関係のない情報を思い出し、まとまりのない話、感情的な話になる傾向にあるのです。

出典:https://bbspirits.com/school/c19061402/

 

女子のほうが記憶力が高い

女子は、男子と比較して「海馬」と呼ばれる部位が大きいです。

海馬は実際に経験した記憶、感情の記憶を司る、脳の一部です。

逆に男子では海馬が小さいため、経験則よりも勉強などで得た「知識」として記憶します。

女子では自分の経験談と結び付けて記憶する傾向にあります。

したがって、男子と比べてその場で経験したことが根強く記憶されるのです。

女子は教えられたことを忠実にこなす

男子の場合、自分で情報を探し、能動的に得ようとする傾向にあります。

これをバスケットに置き換えると、教えてもいない動きや技を勝手に覚えてくる、といったようなことです。

自分の周りの選手の動きや、youtubeなどの動画を見て真似しようとしているのでしょう。

逆に、教えられたことが自分の中で納得していなければ忠実にこなそうとはしません。

言われたとおりにやらない選手は、能動的に得ようとする意識が高く、与えられる情報は素直に受け入れにくい傾向にあります。

出典:http://www.japanbasketball.jp/japan/22986

一方、女子は教えられたことを忠実にこなす傾向にあります。

男子のように誰かの真似をしたり、動画などから情報をとってくることも、男子と比べて少ないです。

そのため、女子に教える際は男子に教えるよりも慎重にならなければなりません。

もし間違った情報を与えれば、その選手は間違った情報を真に受けてしまいます。

そうなれば、誤った技術を身につけてしまうリスクもあるのです。

まとめ

今回は、練習の際に知っておくべき男子と女子の違い、特徴を脳のつくりに着目して書かせていただきました。

この違いを知っているか否かで、練習の質や練習に臨む姿勢は大幅に変わります。

是非この記事を参考にしていただき、男女それぞれの特徴を考慮した練習を行ってください。



B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

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紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!