毎日真剣にやっているのに
全然上手くなれない…
その理由と対策を徹底解説!

今回は、バスケットで頑張っているけどなかなか上手くならない、という方に上達しない原因とその対策を共有したいと思います。

この記事を読んで

「これ自分に当てはまるかも」

というものがある方は、是非その対策も参考になさってください。

練習についていくのに精一杯

これは練習の量・強度が高い人によく見られるケースです。

体力的、気力的に練習メニューについていくのが精一杯で、実戦のイメージや練習の意図を考える余裕がなくなってしまっている状態です。

このように練習に耐えきること自体が目的になってしまっている選手は少なくありません。

しかし、ご存じのとおり練習は試合のために行うものです。練習の間に考えるのがベストです。

もしそれが難しい場合は、休憩時間や練習が終わった後でも構いません。

必ずその日の練習の振り返りをしましょう。

何も考えず、思い返さずに次の日を迎えるのは今日で終わりです。

出典:http://ichinomiyanishi.sakura.ne.jp/1083/

 

練習のポイントが分からずにただこなしている

 

これは練習の量や強度に関わらず、その練習で抑えるべきポイントを理解できず、なんとなくこなしている状態です。

練習はただ反復すれば良いというものではありません。

1つひとつのメニューには必ず練習の意味と抑えるべきポイントがあります。

例えば、DFの技術に

「クローズアウト」

というものがあります。

パスが通った選手との距離があるとき、シュートを撃たせないよう素早くボールマンとの距離を詰める動きです。

この練習をする際、ただ走る、ハーキーを踏む、といった動きの真似だけしている人が時々います。

「シュートを撃たれないようできる限り速く距離を詰める」

「前に進んでいる状態だとドライブで抜かれやすいからどちらかのコースを潰しながら詰める」

といったポイントが分かっているか否かで、上達のスピードに大きな差が出ます。

抑えるべきポイントを理解し、その通りに動けているか、常に確認しながら練習に取り組みましょう。

ネガティブ思考

 

これは、失敗の繰り返しや周囲からの罵声などによって選手の思考がネガティブになっている状態です。

あるいは、自分と周囲との実力差に打ちひしがれている場合もあります。

ネガティブな思考を払拭するには、周囲の環境、雰囲気づくりが欠かせません。

積極的に挑戦した結果の失敗を許容できる雰囲気、良いプレーが出たらチーム全体で盛り上がる環境が必要です。

指導者や保護者の方々は、選手のできなかったことだけでなく、良かったこと、できたこともしっかりフィードバックしてあげてください。

マイナスなことばかり聞かされていると、その人の思考もネガティブになります。

認めることを忘れないでください。

選手は、比較対象を自分の周りではなく、昨日までの自分にしましょう。

「昨日までできなかったことが今日はできた」

「今日はこれができなかったから次はできるようになろう」

と考えましょう。

周囲と比較することは特に必要ありません。

 

まとめ

今回は、選手が上達しない原因と対策について書かせていただきました。

上記すべてに共通して言えることは、

「自分に自信をもつ」

ことです。

日々の練習を振り返ることで考えている自分に自信が生まれ、ポイントを抑えて練習することで自分のやっていることに確信を持つことができます。

また、できたことを認識することで昨日より上手くなった自分に気づくことができるのです。

是非この記事を参考にしていただき、次回の練習から意識改革を図り、自信をもってプレーできるよう励みましょう。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!