今回は、ミニバス向けにパスの練習法について書いていきます。
パスは、ボールを動かす上で欠かせない技術です。
ドリブルよりも速く、かつ簡単にボールを移動させることができるからです。
フリーの選手にパスが通れば、ドリブルなど一切することなくシュートを撃つことができます。
しかし、
「パスを出してもDFが崩せない」
「むしろ味方にパスが届かなかったり、DFにスティールされてしまう」
という選手が多くみられます
。同じような悩みを抱えている方は是非この記事を読んでいただき、正確かつ有効なパス回しができるようになりましょう。
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/160539
なぜパスが通らないのか
パスが通らない主な理由として、以下の3つが挙げられます。
・パスが弱く、DFにスティールされる
・味方がマークを外せていないのにパスを出してしまう
1つ目のパスが弱いというのは、パスを出したときのボールのスピードが遅い、という意味です。
パスが弱いと、その分ボールが味方の選手から離れている時間が長くなるため、DFにボールを奪われるリスクも高くなります。
スピードの乗った速いパスを出し、できるだけ短い時間で味方選手の手にボールが収まるよう心がけましょう。
2つ目は判断力と心理的余裕の問題です。
味方がマークを外せていないのにパスを出してしまう選手は、ほとんどの場合判断力が鍛えられていないか、ボールを保持しているのが不安で
「早く他の選手にボールを渡してしまいたい」
という心理状態であるかのどちらかです。
これらを克服するには、判断力を向上させるための練習と、ハンドリング力向上によって自信をつけることが必要です。