ミニバスで必ずやるべき
パスの練習方法!

今回は、ミニバス向けにパスの練習法について書いていきます。

パスは、ボールを動かす上で欠かせない技術です。

ドリブルよりも速く、かつ簡単にボールを移動させることができるからです。

フリーの選手にパスが通れば、ドリブルなど一切することなくシュートを撃つことができます。

しかし、

「パスを出してもDFが崩せない」

「むしろ味方にパスが届かなかったり、DFにスティールされてしまう」

という選手が多くみられます

。同じような悩みを抱えている方は是非この記事を読んでいただき、正確かつ有効なパス回しができるようになりましょう。

出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/160539

 

なぜパスが通らないのか

 

パスが通らない主な理由として、以下の3つが挙げられます。

・パスが弱く、DFにスティールされる

・味方がマークを外せていないのにパスを出してしまう

 

1つ目のパスが弱いというのは、パスを出したときのボールのスピードが遅い、という意味です。

パスが弱いと、その分ボールが味方の選手から離れている時間が長くなるため、DFにボールを奪われるリスクも高くなります。

スピードの乗った速いパスを出し、できるだけ短い時間で味方選手の手にボールが収まるよう心がけましょう。

2つ目は判断力と心理的余裕の問題です。

味方がマークを外せていないのにパスを出してしまう選手は、ほとんどの場合判断力が鍛えられていないか、ボールを保持しているのが不安で

「早く他の選手にボールを渡してしまいたい」

という心理状態であるかのどちらかです。

これらを克服するには、判断力を向上させるための練習と、ハンドリング力向上によって自信をつけることが必要です。

速く正確なパスを出す練習

 

ここでは速く正確なパスを出す練習として、マシンガンパスという練習法を紹介します。

 

マシンガンパスは、3人1組、ボール2つで行います。3人は三角形の形になるよう位置し、互いの距離は3メートル程とります。

そのうち2人が1つずつボールをもった状態から開始です。

2人のうち1人はボールを持っていない選手Aにチェストパスを出します。

受けた選手Aはすぐにチェストパスを返します。

この選手Aがチェストパスを出した瞬間、もう1人の選手が選手Aにチェストパスを出します。

このように、1人の選手に対して残りの2人が間髪を入れずにパスを出し、選手Aは連続でパスを受けて出す、を繰り返す練習です。

このとき、パスのスピードが遅いとマシンガンのようにボールが飛び交わないので、自分が出せる最速のパスを出すようにしましょう。

判断力を養う練習

 

判断力を養う練習としては、2ボールパスが効果的です。

2ボールパスは、2人組、ボール2つで行う練習です。2人は3〜4メートルほどの距離で対面し、1人1つボールをもった状態から始めます。

1人は仕掛ける側で、ストレートパスかバウンズパスのどちらかを出します。

もう1人はストレートパスが来たらバウンズパスを、バウンズパスが来たらストレートパスを、仕掛ける側がパスを出したと同時に返します。

このとき、仕掛ける側は相手が自分のパスをキャッチした瞬間にパスを出し、間髪を与えないようにしましょう。

まとめ

今回はパスに焦点を当てて書かせていただきました。

パスの練習はドリブルやシュートとは異なり、基本2人以上いないとできません。

そのため、自主練で埋めることが極めて難しいスキルでもあります。

もしチームでパスの練習をしない、または少ない場合は

「パスの練習がしたいです!」

と積極的に持ち掛けましょう。

そして、前述したような速く正確なパス、パスを出せるか否かを判断する力を養い、実戦に活かしてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!