今回は、自主練習の重要性について書いていきます。
チームでの練習にしっかり取り組んでいるから大丈夫
普段週6で練習行ってるから自主練は必要ない
と考えていませんか?
実は、むしろほとんどの選手が練習不足の状態なのです。
「自分はそんなことない」
と考えている方も多いかと思いますが、一度この記事に目を通していただけると幸いです。
人数が多いチームほど待っている時間が長い
チームの練習中には、自分がそのメニューの順番を待っている時間が必ずあると思います。
特にスリーメンなど、オールコートを少ない人数で使うメニューほど、待ち時間(見ている時間)が長くなります。
まして試合中は試合に出ていない選手は応援のためほとんど動かないことも珍しくありません。
その待ち時間は
「自分の練習に費やせるはずの時間」
でもあります。
そのため、待ち時間を使ってできるはずだった練習を、自主練習によって埋めていくのです。
出典:https://www.topics.or.jp/articles/-/51099
個々を伸ばす練習が少ない傾向に
これは指導者の方針の話になりますが、指導者はチームが勝ち進むために練習を組み立てる傾向にあります。
例えば、普段試合に出ている選手だけ試合形式の練習をし、それ以外の選手はコート外で見ているだけ、中学・高校であれば入ったばかりの1年生は3年生が引退するまで外周、などが挙げられます。
また、チームによっては
「とにかく走る」
と言ってスキルの練習をほとんどしないチームもあるようです。
もちろん、選手個々の能力向上にも力を入れているチームも少なからずあります。
しかし、前述したようなチーム単位で考えるあまり、選手1人1人の個人能力の向上にまで時間を費やせていないチームが多いのも事実です。