ミニバス選手にも必須!
短期間でリバウンドが
とれるようになる練習法

リバウンドとは、シュートがリングにあたって外れたとき、外れたボールを抑えることです。

自身のチームのシュートが外れたときに取るリバウンドをオフェンスリバウンドと言います。

また、相手のシュートが外れたときに取るリバウンドをディフェンスリバウンドと言います。

今回はこのリバウンドについて書いていきます。

リバウンドがとれることのメリットや練習法も紹介しますので、最後までお読みください。

出典:http://sprotsrule.com/archives/1293

なぜリバウンドが重要なのか

試合中FGの5割近くは外れている

例として、Bリーグの千葉ジェッツのスタッツを挙げてみましょう。

2018-19年シーズン、ジェッツのFG%は49.9%です。

FGとはフィールドゴールの略称で、2点または3点シュートのことです。

したがって、FG%は2点・3点シュートの確率を表します。

この数字が49.9%ですから、プロでもFGの半分近くは外れているということになります。

これが中学やミニバスの試合であれば、FGの確率はさらに低くなります。

したがって、外れたボールを抑えることは相手チームの攻撃回数を減らすとともに、

「自身のチームの攻撃回数を増やす

ための重要なプレーであると言えます。

https://stats.basketballnavi.com/team.pl?tm_id=4

リバウンドの練習法

リバウンドにおいて重要なことは、以下の3つです。

・ポジション取り

・できるだけ高い位置でボールをつかむ

・ボールの落下点の予測

当然のことながら、相手選手もリバウンドを取りにきます。

そこで重要なのが、上記の3つを抑えることで相手より先にボールを取ることです。

以上を踏まえ、具体的な練習法を以下で紹介していきます。

スクリーンアウト

スクリーンアウトとは、自分のマークマンをリングに近づけない、またはリングから遠い位置に押し出すことを言います。

スクリーンアウトの際は、自分の背中で相手選手を抑え、自分がリバウンドを取りやすいポジションを取ります。

このスクリーンアウトが甘いと、逆に相手に良いポジションを取られてしまいます。

スクリーンアウトの練習方法については、以下の動画をご参照ください。

最高到達点でボールをつかむ

リバウンドの際は、ボールができるだけ高い位置、つまりリングに近い位置でボールをつかむのが理想です。

なぜなら、リングに当たってからボールに触れるまでの時間が短いほうが有利だからです。

この練習法として、自らの真上にボールを投げ、最高到達点でボールをつかむ、という方法が挙げられます。

また、このときに自分ができる最大のジャンプをすることが重要です。

片手でボールを取り、肩の位置に巻き込む

リバウンドの際は、片手でボールを迎えに行ったほうがより高い位置まで腕を伸ばせます。

しかし、片手で迎えに行くだけではより高い位置でボールに触れることはできても、つかむ、キャッチすることは困難です。

そこで、以下の練習を行うことをおすすめします。

1.バックボードにボールを投げる

2.跳ね返ったボールを片手で迎えに行く

3.ボールを巻き込むように肩の位置までもってきて、両手で保持する

これにより、高い位置でボールを捕らえ、かつ安全な位置にボールを収めることができます。

リバウンドを抑えて攻撃回数を増やそう

今回はリバウンドについて書かせていただきました。

繰り返しになりますが、リバウンドを抑えられるチームは相手の攻撃回数を減らせます。

同時に、自身のチームの攻撃回数を増やせるチームです。

また、リバウンドをとる位置は大半がリングに近い位置になります。

そのため、OFリバウンドのあとは直接確率の高いシュートを狙えるというメリットもあります。

是非この練習法活用していただき、リバウンドのとれる選手、チームを目指してください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!