初心者の子が
まず最初にハンドリングを
練習する本当の理由とは?

ハンドリング力とは、ボールを自在に操る力のことです。

ドリブル、パス、シュートといったボールを扱うすべての動きの基本です。

バスケットにおいて、このハンドリング力は絶対に欠かすことのできない要素です。

今回は、ハンドリング力が低いとどうなるのか、鍛えるためにどんな練習方法があるのか、紹介していきます。

この記事を参考にしていただき、自分の意のままにボールを操れる力を身に着けましょう。

 


出典:
https://toyokeizai.net/articles/-/235257

ハンドリング力が低いとパスが来ない

例えば、自分の味方に

「ボールを扱うのが上手い」

選手と

「ボールの扱いが苦手」

な選手がいるとします。

 

もし試合中なら、あなたはどちらの選手にパスを出しますか?

DFの状況にもよりますが、ほとんどの方が前者にパスを出したいと思うはずです。

なぜなら、前者のほうが

「ボールをなくさないから安心してボールを預けられる」

のです。

逆に後者は、ボールをなくすかもしれないからボールを預けるのが不安だと思われるのです。

ですから、ハンドリング力が低いままだと、そもそも味方からパスがもらえないのです。

ボールは毎回自分の思い通りのところでは扱えない

「ならキャッチができればいいのでしょう」

「ドリブルはそこそこできる」

と思った方もいるかもしれません。

しかし、試合中は自分の思い通りにはボールは動きません。

 

なぜなら味方と敵がいるからです。

味方からのパスは、必ず自分がターゲットハンドを出したところに来るとは限りません。

味方のパスミスだったり、DFがパスに触れてボールの軌道が変わることがあります。

また、DFをかわすためにあえて遠めにパスを出すケースもありますよね。

つまり、自分の身体の中心でしかボールを扱えない選手は、予想外のところにボールが来たときに対応できないのです。

 

ドリブルについても同様です。

試合中はDFがいますから、自分がやりたいようにボールを扱えない場面は多いです。

そのため、DFからボールをとられない位置でドリブルをついたり、DFをかわすためにチェンジする能力が求められます。

それらを可能にするのがハンドリング力なのです。

次のプレーに移行できない

ハンドリング力が低い人は、ボールをキープすることに集中します。

そのため、周りが見えなくなったり次のプレーに移れない、という状況に陥りがちです。

逆にハンドリング力が高い人は、ボールをそれほど意識しなくても意のままに扱えます。

そのため、状況判断をする余裕があるのです。

バスケットは自分以外に意識を向けて行うスポーツです。

ハンドリング力を高めて自分への意識をできるだけ周囲へもっていけるようになりましょう。

おすすめのハンドリング練習

ここでは、体育館や公園など、ドリブルがつける環境での練習法をご紹介します。

ドリブルがつけない環境(家の中など)での練習法はこちらの記事で紹介しております↓

・ツーボールドリブル

2つのボールでドリブルをつく練習です

。同時にドリブル、交互にドリブル、左右でドリブルの回数を変えるなどの方法があります。

このとき、顔をあげたまま、下を向かないことがポイントです。

・8の字ドリブル

脚を肩幅より少し広めに開き、1つのボールで8の字を描きながらドリブルをつく練習です。

ドリブル4回で1周、2回で1周、低く細かいドリブルで1周、などの変化のつけ方があります。

・テニスボールドリブル

片方の手でドリブルをつきながらもう片方の手でテニスボールを扱います。

テニスボールを軽く浮かせ、床に落ちないよう素早くドリブルし、キャッチする練習です。

ドリブルの種類や、テニスボールが浮いている間のチェンジの回数を増やすといった方法で

「より難易度を上げる」

ことが可能です。

まとめ

今回はハンドリングの練習について書かせていただきました。

前述したように、ハンドリング力が低いと味方からパスがもらえません。

もらえたとしても自分の思うように、満足にプレーができないといった状況になります。

心当たりがある方はもちろん、さらに自由自在にボールを扱えるようになりたい、という方も

是非上記の練習を実践していただき、チームの誰よりもボールを操れる選手になりましょう。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!