全国大会に出場する
強豪チームが行う
練習の特徴とは

今回は、バスケットにおける強豪チームの練習について書いていきます。

ご存じの通り、選手は練習によって上達し、チームワークも普段の練習で培われます。

すなわち、

《チームの実力の差=練習の差》

と言えます。

「なぜあのチームは強いのだろう」
「自分たちのチームとの違いはなんだろう」

と疑問に思っている方も、この記事を読んで強豪チームの練習の特徴を学んでいきましょう。

出典:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58945

強いチームの練習=ツラく厳しい?

強豪と呼ばれるチームとは
言い換えれば常勝チーム、
勝てるチームです。

そんな常勝チームの練習は

「活動日が多く、休みの日が少ない」

「毎日死ぬほど走っている」

というイメージをもっている方も多いかと思います。

しかし、強豪チームの練習は練習量や強度の差ではなく、限られた時間で集中して取り組んでいるのが大きな特徴です。

例えば同じ走る練習でも、量をこなすだけが目的のダラダラとした練習ではありません。

走るときは全力で走る、休憩するときは休憩する、というようにメリハリをつけています。

試合中もメリハリのある動きが求められる

試合中は、1Q中ずっと走り続けているわけではありません。

相手の動きやコートの状況を見て、素早い動き、時にはほとんど動かないこともあります。

また、試合ではインターバルやハーフタイム、タイムアウトなどの時間が設けられています。

この時間、は次のクォーターに向けて身体を休めるための時間です。

 

つまり、長い時間ずっと走り続けるような練習だけでは足りません。

止まった状態からすぐ全速力を出す練習や、全体の状況から適切な選択をするための判断力といった練習が必要であす。

このような練習が強豪チームでは取り入れられているのです。

選手間のコミュニケーション

弱小チームにありがちなのが、監督から言われたことをこなすだけになっていることです。

いわば選手間のやりとりが極端に少ない状態です。

これは選手同士の仲の良し悪しではありません。

自分のやりたいプレーを周囲に話したり、直前のプレーの改善点を共有するといった、

「自ら考えたことをアウトプットする習慣がない」

ということです。

選手間のやりとりが少ないと、その選手がどんなプレーを望んでいるのか伝わりません。

また直前のプレーの何がいけなかったのか、どうすれば次は上手くいくのかを考えなければ、同じミスを延々と繰り返すことになってしまいます

練習中は常に頭の中で考え、チームメイトとのコミュニケーションを積極的にとることを習慣づけていきましょう。

出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/basketball/2019/08/31/___split_18/

まとめ

今回は、強豪チームの練習の特徴について書かせていただきました。

上記の内容を一言で表すと

「試合のための練習」

をしているのです。

逆に中々力がつかないチームは

「練習のための練習」

状態になっていると言えます。

当然のことですが、練習は試合に勝つため、各々がもっと上手くなるためにするものです。

皆様のチームでも、試合のための練習と呼べるほどの質まで上げなければなりません。

是非上記で紹介した点を意識して次回からの練習に臨んでください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!