ミニバスのルール改正!
新たに追加された、
変更点を解説!

これまでバスケットにおいて、細かいルールの改正はしばしば行われています。

今回はバスケットのルール改正について書いていきます。

この記事を読んで、新しく変更されたルールを確認していきましょう。

そして、改正されたことで可能になったプレーを是非取り入れてください。

ルール改正が行われる背景

ルールが変更される理由は、基本的には以下の2つです。

1.バスケット特有の速い展開の試合をつくるため

2.日本バスケットのレベルを世界のトップクラスに合わせるため

特に2つめの理由によってルール改正がなされることが非常に多いです。

6〜7年前、3ポイントラインの距離がリングから6.25mだったのが6.75mに伸長されました。

また、中学生男子は6号球使用だったのが7号球に変更されたことも、日本のレベルを世界に合わせるための改正でした。

(なお、マンツーマンディフェンス推進についてはこちらの記事をご参照ください↓)

近年変更されたルール

最近になって改正されたルールは主に3つです。順番に説明していきます。

・アンスポーツマンライクファウルまたはディスクォリファイングファウル後のスローイン

この2種類のファウルは、明らかに悪質な違反とみなされたときに取られるファウルです。

2018年までは、フリースローのあとセンターラインの延長線上からスローインで試合再開というルールでした。

しかし2019年以降スローインの位置がセンターラインからフロントコートに変更されました。

・トラベリングの定義

ゼロステップの登場により、トラベリングの定義が変更されました。

これまでは、トラベリングを防ぐには空中でボールをキャッチしなければなりませんでした。

しかし、改正後はキャッチすると同時に蹴った足は1歩目にカウントされなくなりました。

その他、同じ足で連続で蹴ってはならない(ケンケン)、ピボットフット(軸足)が離れてからドリブルはできないなど、基本的にはこれまでどおりです。

・バックボード

これはドリブルの定義に含まれる項目です。

2018年まではバックボードを狙ってボールを投げることもドリブルだという認識でした。

2019年からは競技規則から「バックボードを狙って投げる」という文面が削除されました。

バックボードに当てる前にドリブルをついていなければ、自らキャッチしてからドリブルが可能です。

ただ、ドリブルをついたあとバックボードに当てて自らキャッチし、再びドリブルをつくことはできません。

補足:「ミニバスのルール」に記載した、エントリー人数やタイムアウトも、ここ最近改正されたルールです。

2019年3月までは、ミニバスのタイムアウトは1回1分間でしたが、前半と後半で1回ずつしか取ることができないルールでした。

引用:https://www.nanigoto.net/entry/2018/11/17/035205?gadb=1

まとめ

今回は、近年改正されたルールについて記載させていただきました。

簡潔に言うと、シュートを狙う機会を増やそうという考えのもと、変更されたものでした。

また、バックボードの定義が変更になったことで、プレーの幅が広がることが予想されます。

これまで以上にスピーディーかつ魅力的なプレーが今後増えていくことを願っています。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!