男女一緒に練習!?
小学生の選手でも
考慮すべき男女差まとめ

バスケットにおいて、男子と女子の差が気になる方は多いかと思います。

今回は、男子と女子で何が違うのか、いくつかの項目に分けて書いていきます。

 

この記事を読んで、どうしてもついてしまう男女間の差を理解するとともに、双方の特徴を活かしたプレーができるようになりましょう。

男女の違いまとめ

①身体の発達

男子は、身長の伸びのピークが中学〜高校の間と言われています。

ミニバスでは男子より女子の方が背が高いことも珍しくありませんよね?

しかし、中学〜高校にかけて男子の身長が女子を追い越し、足のサイズや手の平なども女子と比較して大きくなります。

また、男子は成長とともに肩幅が広くなる傾向があります。

女子は、身長の伸びのピークが小学生の間と言われています。

女子の方が心身ともに大人に近づくのが早いです。

また、女子は成長とともに骨盤、臀部が発達する傾向にあります。

例)男女の平均身長の画像

出典:https://zakkan-vivi.com/how-to-growup-height/

②スピードと安定感

男子は、ホルモンの都合上女子より筋肉が発達しやすいため、スピードや力強さでは男子が勝ることが多いです。

一方女子は、男子と比較して身体バランスの要である骨盤、臀部が早い段階で発達することが多いため、安定感が男子より高いです。

なので、男子では素早い動きやパワフルな動きができますが、その分身体にかかる負荷も大きく、バランスも崩れやすいです。また、女子ではスピードや力では男子より劣りますが、安定感のある危なげないプレーが特徴です。

出典:https://chouseisan.com/l/post-38452/

③ワンハンドシュートとツーハンドシュート

シュートフォームも男子と女子で顕著に見られる違いの一つです。

男子ではワンハンド、女子ではツーハンドの選手が多くみられます。

このような違いが出る理由として、手の平の大きさや筋力の差が挙げられます。

ワンハンドシュートは、名前のとおり片手でボールを放つシュートのことです。

逆に言えば、片手でボールを乗せられるだけの大きさと、片手でリングまでボールを届かせるだけの筋力が必要です。

そのため、男子と比べて手の大きさや筋力が劣る女子の間では、ツーハンドシュートを撃つ子が多い傾向にあるのです。

ツーハンドシュートは、チェストパスと似たような原理で、左右両方の手で放つシュートで、片手より飛距離が出やすいという特徴があります。

一方で、ボールに力を伝えるときはほぼ同じ力加減で伝える必要がある、繊細なシュートでもあります。

なお、海外では女子でもワンハンドシュートを撃っている選手もしばしばみられます。

女子でもワンハンドシュートを撃つべきか

これに関しては、どちらでも構わない、と書かせてください。

ワンハンドにもツーハンドにも、それぞれメリットとデメリットがありますし、本人の撃ちやすさの面も考慮すべきです。

ワンハンドかツーハンドかよりも、キャッチしてからシュートを放つまでの時間を極力短くする(クイックリリース)のほうがずっと重要です。

シュートの本質は、試合で決めること。

ツーハンドかワンハンドか?というのはさほど大きな問題ではないです。

ただ、ワンハンドシュートの方が世界的にメリットが多いと評価されているので、どちらか一方を選んでほしい!

と言われたらワンハンドシュートをオススメします。

ワンハンドシュートについてはこちらの動画もご参照ください。

ミニバス世代でも男女差は考慮すべき!

大人の目線で見ると、小学生は男女差はあまりないように感じるかもしれませんが、高学年にもなれば男女差を意識し始めます。

 

特に女子に対しては、体調の変化なども含めて気を配ってあげる必要があります。

 

シュートやプレイの違いを理解した上で、バスケットを楽しんでいきましょう!!

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

紹介した一部の声以外にも
沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

あなたも、B the Bで最高の自分に!