5on5の前にまずはコレ!
スペースが広いからこそ
できる3on3のポイント

バスケットにおいて、3on3の練習をしないチームはまずないでしょう。

しかし、実際の試合では5対5。人数は足りているのになぜわざわざ3対3なの?

と感じたこともあるでしょう。

今回はなぜ3on3の練習が重要なのか?どんなことに気を付ければいいのか?

ハーフコートの3対3の練習のポイントについて書いていきます。

この記事を読んで、普段の3on3をより中身の濃い練習にしていきましょう。

引用:http://www.japanbasketball.jp/

3on3をやる意味

ストリートバスケの場合、元々3対3のスポーツですからこの練習の意味は言わずもがなです。

ではなぜ5人対5人の室内バスケットでも3on3の練習をするのでしょうか?

理由は主に以下の2つです。

・選手1人1人がボールを触れる機会が多い

・スペーシングの重要性が実感できる

特に2つめは非常に大事です。

コートの広さは縦28m、横15mという規定ですが、試合中はハーフコート(縦14m横15m)に10人全員がいる状況が多いです。

スペーシングの重要性を知らないまま5on5をやっても、選手は思い通りにプレーできません。

(初心者の子はボールのところに集まってしまう傾向にあります)

しかし、3on3であればハーフコートに6人なので、1人1人が使えるスペースが広いです。

そのため、選手は1on1やカッティングなど、思い切ったプレーができます。

この自分が思うようにプレーできるスペースを知ることで、5on5でもスペースを意識した動きができるようになります。

3on3を行う上で

3on3をやる上でのポイントは、以下の3つです。

・スペースに積極的に飛び込む

5on5では、ずっと動いていると他の選手のスペースを潰してしまうこともあります。

したがって、状況によっては走る速度を落とす、あるいは止まることも必要です。

しかし、スペースの広い3on3では、むしろ積極的に飛び込んでいく姿勢が求められます。

5on5よりもスピーディーな展開になることが多いので、カッティング後に

「逆サイドへどく」

など、味方が飛び込むスペースをつくる動きにも速さが求められます。

・14秒以内にシュートをうつ

中学生以上では、フロントコートからオフェンスが始まる際は14秒ルールが適用されます。

また、ミニバスでも2020年4月から24/14秒ルールが適用されます。

これを踏まえて、練習でも14秒という制限時間を常に意識して練習する必要があります。

・1on1を仕掛ける

3on3になって1人が使えるスペースが増えるのだから、積極的に1on1を仕掛けましょう。

ここでドライブを仕掛けることが、味方や自分のマークマン以外のディフェンスを意識する練習になります。

特に普段の試合であまりシュートに行かない選手は尚更です。

3on3の練習では思い切ってドライブを仕掛けてみてください。

まとめ

3on3というスペースが広い状態で練習したあとは、短い時間でも構いませんので5on5も実践してみてください。

3on3だけでは、5on5でスペースが狭い状態になったときにプレーが思うようにいきません。

いかに自分が使えるスペースを確保するか、味方が使えるスペースを確保するかが重要です。

そのために自分がどう動けばいいのかを考える機会を与えてあげてください。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

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紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!