通っている小学校を拠点とするチームでなくてもよい
2018年度までは、基本的にその小学校の生徒だけがチームに所属でき、
それができないチームは、近くの同じ状況下にある学校とのみ連合が許されていました。
これには、各地に多くのミニバスチームがあるという状態にしたいという狙いがありました。
しかし、2019年度以降は範囲制限内であれば他のチームに所属してもよいことになりました。
http://www.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/4_JBA_U12registration_20190219.pdf
出典:https://www.facebook.com/beanstoppy/photos/d41d8cd9/569327050121884/
以前の記事で、これまでは10人以上選手がいないチームはエントリーできなかった。
2019年度以降は8人以上でエントリーできるよう改正された。
と書きましたが、これとチームの所属の規則改正はどちらも少子化が関係しています。
少子化によって、拠点とする小学校だけでは選手を集めることができないということです。
チームの移籍
これまでの規則では、転校、チームの統廃合のような特別な理由がない限り、
チームの移籍は認めない決まりでした。
しかし、それだと暴言や人間関係などのトラブルを抱えている子や、
我慢して続けるかミニバスを辞めるかの二択しかないという問題があったため、
人間関係等のトラブルも特別な理由の1つとして認められるようになりました。
なお、現時点では移籍の回数に制限はありません。
出典:https://krybbtc.blogspot.com/2017/12/blog-post_19.html
部活動の規制はさらに厳しい?
部活動も、自分が通っている学校のバスケ部に所属するのが決まりです。
バスケットだけ他校の部活に混ざることはできません。
また、人間関係等トラブルがあったとしても、移籍はできません。
その学校にバスケ部がなかった場合、そもそも部活動としてのバスケットはできません。
こうした規制は、学校単位で定められていることによるものです。
まして小・中学校は自分が住んでる場所(学区)で決められます。
なお、いずれ部活動そのものがなくなるかもしれないと言われています。
その決断はスポーツの専門家がいないことより、こうした学校単位の規制に対する不満から下されるのかもしれません。
出典:https://www.edulog.jp/atomi/archives/951