ミニバスの30秒ルールが変更!
2020年から適用される
24秒/14秒ルールを解説!

2019年11月現在、ミニバスでは30秒ルールが適用されています。

簡潔に説明すると、

「オフェンス側は30秒以内にシュートを撃たなければならない」

というルールです。

そんな30秒ルールですが、2020年4月1日から中学生以上と同様の24秒/14秒ルールに変更されるんです!!

なぜ導入されるのか?

導入後どんな変化がありそうなのか?

など

今回はこのショットクロックについて詳しく書いていきます。

この記事を読んで、今から2020年のルール変更への準備をしていきましょう!

引用:https://www.ipros.jp/product/detail/2000112495/

24秒/14秒ルール導入の背景

日本バスケットボール協会(JBA)の資料には、以下のように記載されております。

【これまで、慌てずにしっかりとプレーさせることや規則の変更による混乱を避ける目的に、U12 世代(ミニバス)におけるショ ットクロックは 30 秒で運用してきました。

 

今回の変更では、U12 世代に身につけるべき技術である「1 対 1 の攻防」と

「ショットのチャンス」をより増やし、よりスピー ディーな試合展開を目指すことを目的に

、ショットクロック 24 秒/14 秒リセットを導入することとしました。】

つまり、30秒だとのんびりしすぎだから、もっと速い展開の試合をつくるために24秒にしよう、ということですね。

世界的にも時間をたっぷり使って慎重に攻めるバスケットよりも、

「隙ができたら迷わず攻めよう」という、一瞬をつくスピードバスケットが主流です。

14秒リセットについては次の見出しで記します。

引用:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/01/27/kiji/20200127s00011061306000c.html

 

ミニバスでの14秒リセット

中学生以上の試合において、14秒リセットが行われる場合はオフェンスリバウンドを取ったとき、またはフロントコートからスローインが行われるときです。

しかし、ミニバスにおいてはバックコート/フロントコートという概念がないため、ミニバスの試合で14秒リセットが行われるのはオフェンスリバウンドのときのみ、ということになります。

オフェンスリバウンド取ったチームにまた24秒間与えるとのんびりしてしまうので、14秒に短縮して早くシュートに行かせよう、ということです。

これまで以上に積極性が求められる

JBAの資料にもあるように、今回のルール改正の目的はショットのチャンス(シュートの回数)をより増やすことにあります。

今までは30秒という長い時間が確保されていたため、それほどシュートへの積極性がなくとも試合進行に問題はなかったかもしれません。

しかし、来年度から24秒、オフェンスリバウンドをとってからは14秒しか与えられないため、シュートを躊躇していては、あっという間に時間切れになってしまいます。

選手1人1人が「空いたらすぐシュート」くらいの意識で練習や試合に臨めるといいですね。

引用:https://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/list/201911/CK2019112802100062.html

練習でも時間の意識が重要に

ショットクロックが短縮されたことで、これまでよりもっと制限時間に気を配る必要があります。

 

例えば、ハーフコートの3on3や5on5の練習を行う際は、14秒以内にシュートまで行く、という制限を加える必要があります。

また、オフェンスリバウンドをとってからの立て直しも素早く行う必要があるでしょう。

 

バスケットボールが「限られた時間の中で点を取り合うスポーツ」である以上、今回のショットクロックのルール改正が与える影響は非常に大きいです。

正式に変更が実施される2020年4月を迎えるまでに、あらかじめ準備をしていきましょう。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

B the B公式プロコーチ。 中学時代からバスケットボールに打ち込み、引退後コーチを志し、中京大学のスポーツ科学部に進学。 大学でコーチ・トレーナーについて学ぶ。 大学在学中からコーチ活動を開始。 卒業後、スポーツ科学、心理学の知識を活かし、プロバスケットボールコーチとしてスクールやマンツーマンレッスンを行う。

紹介した一部の声以外にも沢山の選手が上達を実感し、
今も最高の自分に近づいています。 

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あなたも、B the Bで最高の自分に!